世界遺産に登録されているものの一例として、水利関係ではカナダのリドー運河、農地ではスイスのラヴォー地区の葡萄畑、橋梁ではスペインのビスカヤ橋、駅ではインドのチャトラパティ・シヴァージー・ターミナス駅、その他にドイツの製靴業ファグス工場やスイスの時計製造業都市ラ・ショー=ド=フォンとル・ロックルなどが現役で稼働している。 国内では土木景観や農業景観が文化財保護法での重要文化財(那須疏水など5件)・史跡(見沼通船堀など4件)・名勝(白米千枚田など2件)・重要文化的景観(近江八幡の水郷など8件)に指定されている事例がある。 明治日本の産業革命遺産では、旧官営八幡製鉄所の旧本事務所・修繕工場・旧鍛冶工場・遠賀川水源地ポンプ室、三池港、長崎造船所の向島第三ドック・旧鋳物工場併設木型工場・ハンマーヘッド型起重機(ジャイアント・カンチレバークレーン)・占勝閣、橋野高炉跡及び関連施設[1]、および旧集成館