グレタ・トゥーンベリさんは、2018年15歳の高校生の時に気候変動問題への対策を求めスウェーデン・ストックホルムの議事堂前で座り込みを始めたことで一躍注目を浴びた(「16歳の少女はノーベル平和賞に相応しいのか?」)。 毎週金曜日に学校ストライキと称し授業をボイコットのうえ座り込みを行ったことから、「未来のための金曜日運動」(Fridays for Future)として、世界中に広がった。日本でも19年2月から運動が行われている。 彼女は国連、欧州議会、欧州各国議会、世界経済フォーラムの年次総会(ダボス会議)などでスピーチを行い、政治家、企業人を前に「気候変動問題に取り組まずお金のことばかり考えている」と非難することが多い。 彼女は1月15日からドイツの褐炭(品質が劣る石炭の一種)炭鉱での抗議活動に参加し、17日には警察に拘束されたことが世界中で報道された。その後、19日にスイスで開催された