表紙はどことなくスペランカー先生に見える まとめ方が素晴らしいの一言. アクションゲームのアルゴリズム本というと,どうしても物理や数学に 重心がいってしまう傾向がありますが,この本は一味違います. ■ アクションゲームで使われる「動き」や「仕掛け」について余すことなく紹介されている. Bダッシュに始まり,氷ですべる,泳ぐ,三角跳び,移動床,ドア,エレベーターなどかなりの数を網羅してます.おそらくマリオで使われているアクションのほとんどが紹介されているのでは. 本書の位置づけはアクションゲームの「技術カタログ」です.「こんなのがしたい!」に対する答えもだいたい用意されてるし,「なんか面白い動きないかな」に対するネタ帳としても有効です.パラパラめくって眺めているうちに新しいゲームのアイデアが思いつくかもしれません. アクションの紹介では,具体的なゲームの名前が出てきます.主にファミコンからの引