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ブックマーク / blog.livedoor.jp/saihan (11)

  • マスコミ不信日記 : 出版業界、十年前の「公約偽装」

    2008年03月16日20:45 カテゴリ出版業界再販制度・特殊指定 出版業界、十年前の「公約偽装」 今日は十年前の新聞記事から話題を拾ってきました。 流通改革、不退転の決意で 出版団体が共同声明 2団体の理事長に聞く(平成10年3月16日 日経) おそらく神保町で業界人をつかまえて「お前らこんなこと言ってたよな!」と問い詰めても誰一人覚えていないでしょう(苦笑)。書籍協会も雑誌協会もサイトにこの声明を載せていませんが、撤回したという話も聞かない。 公正取引委員会による著作物再販制度の見直し作業が大詰めの段階を迎える中、日書籍出版協会(書協、渡辺隆男理事長)と日雑誌協会(雑協、田中健五理事長)など出版四団体は「出版流通問題の改革のために」と題する共同声明をこのほど発表した。声明で四団体は、注文した書籍がなかなか届かないなどといった消費者の不満を解消するため、「不退転の決意で流通改革を断

  • マスコミ不信日記 : 【再販論争1996】三田評論の座談会(2)

    2010年10月29日22:45 カテゴリ再販制度・特殊指定出版業界 【再販論争1996】三田評論の座談会(2) 以前は、活字文化の日にマスコミ族議員が芸能人を引き連れて官邸にを持っていくようなパフォーマンスをしてましたが、最近はやらなくなりましたね。 まあ小沢の舎弟の山岡賢次・活字文化議連会長と反小沢の菅・仙谷とではかなり相性が悪そうですが(皮肉 というわけで「三田評論」1996年2月号、「座談会 出版物の再版売価格維持制度の見直しをめぐって」の続き。 ------ 再販制は文化の問題 江藤 さっき中条さんが、これだけ抵抗が強いのは既得権がよほどあるのだろうとおっしゃいましたが、少なくとも文芸家にとっては、既得権という言葉が経済制度上の既得権ということであれば、そんなものはおそらくないだろうと思います。あるような、そんな大した市場ではないのです。出版事業は全部でわずか二兆円の市場ですか

    worris
    worris 2010/10/30
    「経済制度上の既得権ということであれば、そんなものはおそらくないだろうと思います。そんな大した市場ではないのです。出版事業は全部でわずか二兆円の市場ですから」
  • マスコミ不信日記 : 【電子書籍を阻む?】出版社の闇「紙流通」(下)

    2010年05月21日23:18 カテゴリ出版業界再販制度・特殊指定 【電子書籍を阻む?】出版社の闇「紙流通」(下) (上)より続く。 タイミングがいいのか悪いのか、こんな記事が出ましたね。 講談社、iPadで京極夏彦氏の新刊発売(5/20 朝日) 「死ねばいいのに」は紙のは税込みで1785円だが、電子版のiPad、iPhone向けは販売開始から2週間がキャンペーン価格で700円、その後は900円とした(パソコン向けは税別で同価格)。紙のと比べて価格が安いのは、製・印刷費、運送費、倉庫など管理費、取次会社や書店への報酬がいらないため。講談社内では議論があったが、社会的にインパクトを与えようと、紙のの半額ほどに設定した。今後の電子書籍の値段に影響を与えるのは確実だ。 なかなか思い切った価格設定です。これが続くのかどうか。 会見にはジュニアこと副社長の野間省伸が同席。代表会社が独断専行

    worris
    worris 2010/05/22
    「代表会社が独断専行でできるなら、電書協なんて最初からいらんかったんや!」
  • マスコミ不信日記 : 【電子書籍を阻む?】出版社の闇「紙流通」(上)

    2010年05月19日22:10 カテゴリ出版業界再販制度・特殊指定 【電子書籍を阻む?】出版社の闇「紙流通」(上) 最近「日の出版社は電子書籍に消極的なわけではない」という主張を時々見かける気がします。 屋がなくなる日 そんなバカな!?  出版業界騒然黒船ついに襲来 | 経済の死角 | 現代ビジネス [講談社] こうした懸念が拭えないなか、今年3月、国内の出版社31社が集まって日電子書籍出版社協会(電書協)が発足した。著者の権利確保や紙とデジタルの共存を目的とした組織だが、アマゾン、アップル、グーグルといった企業に対して、出版界全体で対応しようという狙いもある。 もちろん、電書協では巨大企業を敵対視しているわけでも、電子書籍そのものを否定しているわけでもない。文化的側面から見ても、絶版になったや、100年以上前のを電子化して保存することは歓迎すべきことだし、国会図書館でも現

  • マスコミ不信日記 : 【再販論争1996】東洋経済「再販に守られる言論・文化の質とは?」

    2010年03月27日21:30 カテゴリ再販制度・特殊指定出版業界 【再販論争1996】東洋経済「再販に守られる言論・文化の質とは?」 週刊ダイヤモンドの消えた特集 - 池田信夫 blog 週刊ダイヤモンドの4月6日発売号の特集は「電子書籍と出版業界」(仮題)という60ページの企画だった。私は1ヶ月ぐらい前に担当者から相談を受け、企画の内容や私のビジネスについても何度か話をした。メインは電子書籍の話で30ページぐらいだが、その背景として出版不況の現状や出版社・取次などの対応を取材するという話だった。 ところが先週の金曜になって、担当者から「あの特集は没になりました」という連絡を受けた。なんと60ページの特集がすべて中止になったというのだ。〔中略〕 彼によれば、通常は部員や副編集長が出した企画をデスク会議で話し合って最終的には編集長が決定し、局長などはこの意思決定には関与しない。ところが今

    worris
    worris 2010/03/27
    週刊東洋経済は過去に再販制批判の記事を出していた。週刊ダイヤモンドの件は「本当に「言論の自由」を尊重するジャーナリストや学者なら即刻抗議すべきレベル」
  • マスコミ不信日記 : 【活字利権2010】日本が再販に固執する間に、電子書籍はどんどん進化していく

    2010年02月07日22:29 カテゴリ再販制度・特殊指定文字・活字文化振興法 【活字利権2010】日が再販に固執する間に、電子書籍はどんどん進化していく 何ぞこのタイトルw ネットをざっと眺めてると、Amazon Kindleの登場時みたいに頭ごなしに否定する論調はなさげです。何だかんだで売れてるそうですし。 アマゾン71%増益、キンドル貢献か(1/29 AFP) 「なぜ日電子書籍が普及しないのか」「なぜ日のメーカーはKindleiPadのような製品を作れないのか」と問われれば、やはり再販制度が大きな原因ということになるのでしょう。唯一の要素とまでは言えなくても、かつての失敗のトラウマは大きいはず。[※] 2007年12月09日 Amazon Kindle電子書籍コンソーシアムの屍を越えるか 実験の途中で、出版社側はロイヤリティ収入だけでは、紙のほどの利益がもたらされない

    worris
    worris 2010/02/07
    「活字利権」て誰が持っているんだろう? 誰が欲しがっているんだろう?
  • マスコミ不信日記 : 書店のポイント制反対?お前は何を言ってるんだ

    2007年09月13日21:21 カテゴリ再販制度・特殊指定出版業界 書店のポイント制反対?お前は何を言ってるんだ 安倍首相辞任ですか… 「何このマスコミ専制国家」って感じですけど。残念ですが、これが現実というものなのでしょう。 さて気を取り直して(?)今回は、前から取り上げようと思ってて先延ばしになっていたこの記事から。 広がる屋のポイント制 期待と不安が交錯(8/30 朝日) 大手書店でいち早く05年に会員制ポイントカードを全国の店舗で導入した三省堂。会員は30万人近くに達し、購入冊数は非会員より多い「お得意様」だ。28日には通信教育大手のZ会と提携し、小〜高校生向けのジュニアカードを12月に出すことも決めた。これまでのサービスは購入金額の1%分のポイントがつき、100ポイントから専用の商品券がもらえる仕組みだが、ジュニアカード会員が参考書を買った場合は1.5%、Z会の参考書の場合は

    worris
    worris 2009/11/22
    「公取委が「低率のポイントをやめさせるのは消費者利益に反する」との見解」「業界は昨年5月、「トレーディングスタンプ等のサービスは2%(最初の1年間は1%)まで可」という自主ルール」
  • マスコミ不信日記 : 出版再生?無理無理!

    2008年02月24日21:22 カテゴリ再販制度・特殊指定出版業界 出版再生?無理無理! 今日はこちらの記事から。 出版再生、カギは? ヨーロッパの取り組み(2/14 朝日) Webでは無署名ですが、紙面では丸山玄則記者。かなり日に厳しい内容です。 出版業界に危機感が高まっている。書店は次々と姿を消し、草思社が民事再生法適用を申請するなど、有力出版社の経営も盤石ではない。市場が縮小しているのに、当面の売り上げ確保のための新刊点数ばかりが増え、4割近い大量の返品が生まれ続ける。この構造を断ち切らないと、衰退の一途をたどるばかりだ。「出版王国」ドイツや、再販制度が崩れて「市場の暴力」に苦しみながらも再生を模索するイギリスの現状から脱却の道を考える。 … 流通の早さも日と段違いだ。ドイツの中心部に位置する小都市、バートヘルスフェルト。取り次ぎ大手のリブリの8万平方メートルの巨大流通センター

  • マスコミ不信日記 : 老害?紀伊国屋書店に君臨する「松原閣下」(前)

    2007年10月30日23:06 カテゴリ出版業界 老害?紀伊国屋書店に君臨する「松原閣下」(前) 読書週間連動企画(ちげーよ 丸善マジやばい。紀伊国屋書店はどうよ?のページランクが上がっているので関連ネタです。 どういう文脈で読まれているのか分からないのでご期待に添えるか…っていうか、あからさまに手抜きですが。 再販問題をめぐり出版拒否事件を起こした丸善は絶対許せないのに対し、紀伊国屋書店には別に恨みはないんですけどね。 この記事にしても信憑性のほどは明らかではありません。他の出版社は最大手書店の不興を買いたくないから書けないのかもしれないけど、別の通販系のペラい雑誌wなども追随しないところをみるとガセかもしれないし。 そんなわけで、あくまでこんな噂もあるよーというお話です。 「選択」2007年4月号 日一書店・紀伊國屋を蝕む「松原親娘」 片や老耄で片や女帝化 数年前、出版業界モノとし

  • マスコミ不信日記 : 丸善マジやばい。紀伊国屋書店はどうよ?

    2007年08月20日21:30 カテゴリ出版業界再販制度・特殊指定 丸善マジやばい。紀伊国屋書店はどうよ? なんだその品のないタイトルは。 講談社の陥落、丸善の凋落がそこそこ読まれたようなので続編です。 このエントリの後、ブックオフがリベート問題について調査結果を発表。 ブックオフ、元会長が7億円全額返還・リベート問題で(7/23 日経) 中古販売チェーンのブックオフコーポレーションは23日、元会長の坂孝氏が取引先から受け取ったリベート7億4200万円について全額返還を受諾したと発表した。坂氏は従来、一部のみ返還する意向を示していた。返還方法や時期は今後詰める。 リベート問題では、2001年5月までの8年間にわたり、店舗設備を納めていた丸善から坂氏や親族の経営する会社に手数料が支払われた。今年6月に社内の調査報告を受けた監査役会は来、ブックオフに帰属する収入だったとして全額返還

  • マスコミ不信日記:活字利権がらみで三題(Amazonポイント・学校図書館・消費税) - livedoor Blog(ブログ)

    2007年02月17日22:24 カテゴリ再販制度・特殊指定出版業界 活字利権がらみで三題(Amazonポイント・学校図書館・消費税) 不祥事ネタに追われて(ってまだ拾いきれていませんが)書けないでいた話題を無理矢理まとめてみますた。 1.Amazonポイントと再販制度 Amazon ポイント™ 開始! ネタ元はBirth of Blues:「Amazonポイント」 アマゾンドットコム 日より再販制度を事実上なし崩し状態へ(2/1)。 については、「なんだ、たった1%かよ。」では議論が終了してしまいますが、これは大事件だと思いますよ。 CDに関しては大型家電量販店の包括的ポイント制度により事実上の値引きは行われていますが、それでも書籍についてはオマケ的要素でした。 (大半が雑誌類で在庫も中途半端) 日の悪しき「再販制度」に黒船より大砲が打ち込まれたって感想です。 消費者は大歓迎ですが

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