ヤフーの子会社「ファーストサーバ」(大阪市中央区)が運営するレンタルサーバーの顧客データが消失した問題で、同社がデータの復旧作業中に顧客の約2300件の情報が漏れ、別のデータに混在した可能性があることが30日、同社への取材で分かった。 同社は21日からデータの復旧作業を試み、復旧できた分を顧客へ提供。一部の顧客から「社内で他人の情報が閲覧できるようになっている」と指摘があったため、22日に提供を中止した。 調査で約2300件のデータが別の約140件に混在した可能性があることが判明した。 データには顧客の個人情報やパスワードなどが含まれているとみられる。(共同)