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読書と考え方に関するwuzukiのブックマーク (24)

  • 「思いやり」があれば正しいってもんか?(読書メモ:『ケアの倫理と共感』) - 道徳的動物日記

    ケアの倫理と共感 作者:マイケル・スロート 勁草書房 Amazon このは邦訳の発売直後、2021年の年末に当時もらった図書カードで購入済だったのだが積んでいたところ、先日の日哲学会のワークショップに向けて、『もうひとつの声で』に続いて読んだ、という次第である。……ちなみに原著は10年ほど前、大学院生時代に指導教授と一緒にゼミで読んでいる。しかし例によって内容はさっぱり覚えていなかった。また、このの内容はなかなか難しく、ゼミで読んだときにはわたしだけでなく指導教授もピンときていないというか微妙な反応をしていた記憶がある。 ケアの倫理ついて書かれたといっても必ずしもいわゆる「規範倫理学」とか「倫理学理論」とかについて書かれているとは限らず、代表的なところでは『もうひとつの声で』はインタビューに基づく心理学のであり、規範に関してはかなり曖昧なことしか書かれていなかった。 また、ネル・

    「思いやり」があれば正しいってもんか?(読書メモ:『ケアの倫理と共感』) - 道徳的動物日記
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    wuzuki 2023/05/29
    今『妊娠中絶の生命倫理』を読んでいるのでタイムリー。/「悪意の有無」と「起こった結果」の話と、中絶を巡る生命倫理の話もどちらも包括しているのは興味深い。嬰児殺しも中絶の延長みたいに考える人いるよね。
  • 図書館の役割って実際のところなんなの?

    好きの中で神聖化されすぎて何しても叩かれてる気がするわ てか皆、当に図書館行ってんのかな 追記 いっぱい反応貰えたありがとう ブコメ見てると「オシャレ図書館」が叩かれ続ける理由がやっぱり分からないんだよなぁ 俺もよく図書館行く方だから「こんなデザインじゃが傷んで可哀想」って批判がよく分からなくて (正直開架のってそこまで保存状態良くないよね?俺の近所だけ?) そりゃ判読不明にまで傷んだら買い替えにはなるけど、ただ単にお金の話だし・・・ 使いやすくて綺麗な図書館の方が良くね、って思うんだよな

    図書館の役割って実際のところなんなの?
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    wuzuki 2023/04/08
    若者向けデートスポット。/ 作者が嫌い・なんか気に食わなそうでお金払うのは癪だけど中身が気になる本をタダで読むための場所。/ 殺人犯の手記とか、買って手元に置きたくないけど読んでみたい本を読むための場所。
  • 自殺の思想史 ジェニファー・マイケル・ヘクト著 哲学者らの「なぜ生き続ける」 - 日本経済新聞

    学生から「自殺について哲学者たちがどう考えていたのか分かるはないですか?」とよく聞かれる。いつも困っていたのだが、ようやく推薦できるが刊行された。著者のヘクトは科学史研究者であり詩人でもある。書の前半3分の2で、古代から現代までの西洋の哲学者たちの自殺観をバランス良く紹介し、後半3分の1で自身の考えを述べている。自殺に心惹(ひ)かれながらもその気持ちに負けないことの尊さというものがあると

    自殺の思想史 ジェニファー・マイケル・ヘクト著 哲学者らの「なぜ生き続ける」 - 日本経済新聞
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    wuzuki 2022/11/28
    私自身の自殺観としては「今まで自分が生きるために犠牲にしてきた命への裏切り行為になるから」という理由で「悪」だと思ってるかなぁ。自殺したい人を引き留める理由としては弱いのは承知してはいるけど。
  • 「世の中の理不尽さ」や「不都合な真実」を強調して、それでどうするの?(読書メモ:『ただしさに殺されないために』) - 道徳的動物日記

    ただしさに殺されないために~声なき者への社会論 作者:御田寺圭 大和書房 Amazon いま執筆を進めている「反ポリコレ」の参考になるかと思って『ただしさに殺されないために〜声なき者への社会論』を読んでいるけれど、案の定、まったく面白くない。 Amazonレビューにもある通り、「身もふたもない現実」や「不都合な真実」、世の中に存在する残酷さや不条理さを指摘するだけであり、その現実や不条理さについて社会はどう向き合うべきか、個人はどうやって対処するべきか、といった前向きな提言や解決策はほぼない*1。 さらに言うと、こののなかで提示されている「現実」や「真実」は実に恣意的に選択されている。たとえば、昨今では男性に比べて女性だけが解放されたり社会的に尊重されていたりすることを何度も取り上げて、そのことが(弱者である)男性に対してもたらす苦痛や苦悩や理不尽さといったものが繰り返し強調されるが、

    「世の中の理不尽さ」や「不都合な真実」を強調して、それでどうするの?(読書メモ:『ただしさに殺されないために』) - 道徳的動物日記
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    wuzuki 2022/06/17
    白饅頭氏の本やシロクマ先生の批判として興味深い記事。しかし一方で私はRice氏の記事からも「問題の指摘としては真っ当だけど、前向きな提言がないな」と感じることは多々あるので、彼らとは方向が逆なだけな気も。
  • 「非モテ」は「モテないからつらい」、ではない?(読書メモ:『「非モテ」からはじめる男性学』) - 道徳的動物日記

    非モテ」からはじめる男性学 (集英社新書) 作者:西井開 集英社 Amazon 第一章で提示される、書のねらいは以下の通り。 ……登場してから二〇年以上もの間、「非モテ」論は主にネットを中心として議論と考察が繰り返されてきた。その蓄積に敬意を払うと同時に、私は「非モテ」論が限界に立たされているとも感じている。それは、これまで見てきた「非モテ」論の多くが「モテない」こと、つまり恋人がいないことや女性から好意を向けられないことが問題の核心であるという前提に立っているという点にある。 (…中略…) 果たして当に「非モテ」男性はモテないから苦しいのだろうか。時に暴力にまで走ってしまうほどの苦悩の説明を「モテない」という状況にだけ求めてしまっていいのだろうか。書で問おうとするのはここである。 ところで杉田[俊介]は『非モテの品格』の中で、性愛的挫折がトラウマのように残り続ける原因として、非正

    「非モテ」は「モテないからつらい」、ではない?(読書メモ:『「非モテ」からはじめる男性学』) - 道徳的動物日記
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    wuzuki 2022/02/04
    「からかわれる」ではなく「欲求が満たされない」で苦しいのはわかるけど、後者は社会への要望にはできないから前者の問題にされがちなのかも。代替品や電気信号や投薬、カウンセリングで解消できれば良いのだけど。
  • プラックローズ&リンゼイ 著『特権理論:ポリティカルコレクトネス、アイデンティティポリティクス、フェミニズムはいかなる理論的根拠に基づいているのか』(2020年)/90点 - リベラルアーツの扉:海外教養書を読む

    はじめに(評者・田楽心 Den Gakushin) 原題 著者について 序論 第一章 ポストモダニズムーー知識と権力における革命 第二章 ポストモダニズムの応用的転回ーー抑圧を見えるようにすること (評者補足)応用ポストモダニズムの各理論について 第三章 ポストコロニアル理論ーー他者を救うために西洋を解体する 第四章 クィア理論ーー「普通」からの解放 第五章 批判的人種理論とインターセクショナリティ ーーいたるところにある人種差別を終わらせるために 第六章 フェミニズムとジェンダー研究ーー洗練された単純化 第七章 障害学と肥満研究ーー支援グループのアイデンティティ理論 第八章 「社会正義」の研究方法と思想、第九章 実践の中の「社会正義」ーー理論はいつも、紙の上では良く見える 第十章 「社会正義」イデオロギーの代わりとなるものーーアイデンティティ・ポリティクス抜きのリベラリズム 評価(評者・

    プラックローズ&リンゼイ 著『特権理論:ポリティカルコレクトネス、アイデンティティポリティクス、フェミニズムはいかなる理論的根拠に基づいているのか』(2020年)/90点 - リベラルアーツの扉:海外教養書を読む
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    wuzuki 2021/10/30
    私も最近仲良くしている2人による書評ブログ。/ この記事は後半部が興味深かった。肥満に否定的な痩せている人々の文化を「肥満嫌悪症」であると称することへの違和感とか、懐疑の目を向けることのくだりとか。
  • お前らって本という物体に対してだけ異常に過保護じゃない?

    そりゃさ、傷つくより傷つかないほうがいいけどさ。 それにしてもお前らの「を大事にしろ!を傷つけるな!」的な反応は過敏で異常だよ。 平均的なモノに対する扱いを遥かに超えていると感じる。 米とかもそういう節がある気がする(平均的な品の大事にされ方を遥かに超越して大事にされてる)けど、どういう心情からそれが発生するわけ? 宗教なの?

    お前らって本という物体に対してだけ異常に過保護じゃない?
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    wuzuki 2021/02/12
    自覚はある。私はぬいぐるみのクラッシュフェチで、ぬいぐるみを切り刻むことには興奮するけど、本を破いたり燃やしたりは「ぎゃーーやめてーーー」ってなる。そもそも、本のような「洗えないもの」は汚したくない。
  • コロナ禍で浮かび上がった「健康という正義」や「人間中心主義」に反旗を翻す本ベスト3 - QJWeb クイック・ジャパン ウェブ

    新型コロナウイルスの感染拡大をきっかけに「健康」についての番組や雑誌の特集がよく組まれるようになった。感染対策を徹底することはもちろん、健康全般について気を配るのは「よい」ことである。しかし、ここぞとばかりに健康が喧伝され、「当たり前によい」ものとされていくことには一抹の居心地の悪さを感じていた。健康の絶対視によって、損なわれるものは当にないのだろうか。そんな疑問を抱えて読んだ、3冊のを紹介したい。 <2020年「健康」や「人間」の常識を覆すベスト3冊> 1.『「健康」から生活をまもる 最新医学と12の迷信』大脇幸志郎/生活の医療社 2.『肉の哲学』ドミニク・レステル 著/大辻都 訳/左右社 3.『モノも石も死者も生きている世界の民から人類学者が教わったこと』奥野克巳/亜紀書房 「健康」は必ずしも第一ではない

    コロナ禍で浮かび上がった「健康という正義」や「人間中心主義」に反旗を翻す本ベスト3 - QJWeb クイック・ジャパン ウェブ
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    wuzuki 2020/12/10
    このタイトルならぜったいあの本は入ってるだろうな……と予想していた本が紹介されていて嬉しい。大脇さんの「健康」や「生き方」や「メディア」についての考え方は昔から大好き。/ ほかの本も読んでみたい。
  • コロナはパンデミックではない、ならなんなのか|大脇幸志郎:『「健康」から生活をまもる』『健康禍』

    森田洋之さんの『日の医療の不都合な真実』刊行記念イベントで対談することになりました。ありがたいことです。 https://www.gentosha.jp/article/16869/ 森田洋之とは?森田さんといえば『破綻からの奇蹟』ですね。 https://www.amazon.co.jp/o/ASIN/B015DJTZL2/0waki-22 元夕張市立診療所所長としての経験をもとに、「夕張ではたったひとつの病院が診療所になり、医療費が減ったが、死亡率は上がらなかった。なぜか?」という刺激的な問いを提示して2016年に日医学ジャーナリスト協会賞優秀賞を取ったですね。 森田-大脇の関係は?その森田さんが、なぜぼくに声をかけてくれたのか。 『真実』の最後に「人は家畜になっても生き残る道を選ぶのか」という言葉が出てきます。コロナの話ですね。「ステイとかホームとかゴーとか、政府は国民を犬だと

    コロナはパンデミックではない、ならなんなのか|大脇幸志郎:『「健康」から生活をまもる』『健康禍』
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    wuzuki 2020/11/09
    大脇さんの本、昨夜読み終えたばかりだけどめっちゃ良かった……最初のほうから中盤までは一気読みしてしまった。こういうことを書いてくれるひとがいて良かった、と思ったくらい。26日、対談もあるのね。
  • 数十年前のエンタメを見て当時の価値観に違和感を覚える人は古典が読めないの?という意見に賛否両論

    二ノ宮知子🧨 @nino0120444 漫画家。 Kiss連載「七つ屋志のぶの宝石匣」20巻、のだめカンタービレ新装版全13巻発売中!「87clockers」「おにぎり通信」その他。ニチアサ。呟きはいつも一期一会。 のだめ公式↓各種情報はそちらで。 twitter.com/nodame_officia…

    数十年前のエンタメを見て当時の価値観に違和感を覚える人は古典が読めないの?という意見に賛否両論
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    wuzuki 2020/09/11
    「江戸時代なら完全に異世界の話として読めるけど、なまじ近い時代の話だと違和感ある」というの、「帰国子女なら変な振る舞いでも仕方ないと思われるけど、国内の転校生だとそうは思ってもらえない」のに似てる。
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    wuzuki 2020/04/28
    同意はしないけど思考の補助線としては面白い考え方。私はこの「Aに参加することはBを助長することになる」という考え方こそ都度吟味が必要なロジックだと思ってる。
  • この本がすごい!2019年下半期 - これからも君と話をしよう

    昨年はとにかく、とにかく良いにたっっくさん出会えました。上半期もいいをいっぱい読めたけど、下半期は近年稀に見るくらい良質な読書ができました。 毎半期恒例の「今期読んで良かったランキング」。前置きすらもどかしいのでサクサク紹介していきたいと思います。 「2019年に発売された」ではなく、この時期に「私が読んだ」なので、古いが入ることもあるかもしれません。 では、いってみましょう! ※Amazonリンクは、基的にKindle版を貼っています。Kindle版がないものは紙ののリンクです。 16位 欲望する「ことば」 欲望する「ことば」 「社会記号」とマーケティング (集英社新書) 作者:嶋浩一郎,松井剛 出版社/メーカー: 集英社 発売日: 2018/01/26 メディア: Kindle版 広告会社のCEOと、大学の経営学者による共著。私はWebマーケティング系の業界にいたこ

    この本がすごい!2019年下半期 - これからも君と話をしよう
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    wuzuki 2020/01/20
    広告炎上やルッキズム、ポリコレなど、はてブでも議論が盛り上がった話題を再考する上で参考になりそうな本もたくさん読めたよ。私と問題意識が近い人(意見の賛否に関わらず)には特におすすめできる本が多数。
  • 見た目問題について考えるための最高の3冊 - 俺だってヒーローになりてえよ

    「見た目」で差別してしまう私たち どうも、読書中毒ブロガーのひろたつです。 今回はオススメのまとめになります。 テーマは… 見た目問題。 簡単に言うと、「美しいとかブサイクとかで人を判断するのって、おかしくない?」ということである。 私たちが普段目にしているメディアは、美醜の価値観に支配されている。幼い頃からそういった環境で育っているので、誰もが「美しい人は優秀」「ブサイクは低価値」と自然に感じるようになってしまっている。 恋愛をしようにも、見た目がある程度の基準に達していないと、そもそも箸にも棒にもかからない。多感な時期に見た目問題に晒されると、自然と自己肯定感も下がる。自己肯定感が低くなれば、人生のあらゆる局面で不利になる(挑戦することに尻込みしたりとか)。 これはあまりにも残酷な現実である。まあ、現実なんていつでも残酷なもんなのだが、もう少し改善できないものなのかと思ってしまう。

    見た目問題について考えるための最高の3冊 - 俺だってヒーローになりてえよ
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    wuzuki 2019/11/05
    ユニークフェイス系だと、『顔ニモマケズ』もいいけど、更に一歩踏み込んだ『この顔と生きるということ』も良かった。中学時代に読んだ『ジロジロ 見ないで』も衝撃的だったなぁ。
  • 巨乳の炎上に見る進化と文化のミスマッチ - 本しゃぶり

    『ひとりの成人は乳を見た』 『もうひとりの成人は、言動を通して心をみていた』 あなたはどちらだろうか? 燃える巨乳 また巨乳キャラが話題になっている。 巨乳キャラでも堂々としていればいいとは何だったのか。まあ、キズナアイの件*1を考えると、胸のサイズや表情というのは重要ではないのだろう。 この手の展示物が話題になるたびに、「逆の立場になって考えろ」という意見が出る。男性だって性的に消費されるような展示物が公共の場にあったら不快になるだろう、と。 しかし、女性向けに作成された展示物が「男性を性的に消費している」と問題になったことはほとんど無い。おそらく探せば一つくらいはあるのだろうが、俺はパッと思いつかない。定量的に語るのは難しいが、男性向けに比べたら炎上の頻度は少ないだろう。 Togetterで「ジェンダー」タグのまとめについたタグからも予想できる この実感が正しいのならば、なぜ炎上するの

    巨乳の炎上に見る進化と文化のミスマッチ - 本しゃぶり
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    wuzuki 2019/10/23
    目新しい話は少なかったので、驚く人が多いことが意外。男性に性欲を感じる点、ゲイと女性での違いは面白かった。/ 心が通じる有能なイケメンは、男からしても仕事仲間として重宝されやすい、というのは大きいかも。
  • 【読書感想】鴻上尚史のほがらか人生相談 息苦しい「世間」を楽に生きる処方箋 ☆☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    鴻上尚史のほがらか人生相談 息苦しい「世間」を楽に生きる処方箋 作者: 鴻上尚史出版社/メーカー: 朝日新聞出版発売日: 2019/09/20メディア: 単行この商品を含むブログを見る Kindle版もあります。 鴻上尚史のほがらか人生相談 息苦しい「世間」を楽に生きる処方箋 作者: 鴻上 尚史出版社/メーカー: 朝日新聞出版発売日: 2019/09/20メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る 内容紹介 毎回SNSで「神回答!」「思わず電車で泣いてしまいました」などと大反響の AERA dot.人気連載『鴻上尚史のほがらか人生相談』が、待望の書籍化! 巻末には、書籍のためにあらたに書き下ろした人生相談3も収録しています! ! 【目次】 はじめに [ 相談1 ] 夫とは価値観が合わず、毎日一緒にいたいと思いません。 結婚の意味ってなんですか? (40歳 女性 すす) [ 相

    【読書感想】鴻上尚史のほがらか人生相談 息苦しい「世間」を楽に生きる処方箋 ☆☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
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    wuzuki 2019/10/22
    鴻上さんの人生相談本も読んだし、岡田さんの本も再読中なのでタイムリー。岡田さんの人生相談本は、回答の背後にある舞台裏までしっかり見せているのが面白い。一方、鴻上さんは役者だなぁと思う。
  • 【文芸時評】10月号 早稲田大学教授・石原千秋 芥川賞に未来はない(1/2ページ)

    東京は渋谷の「Bunkamuraザ・ミュージアム」で「みんなのミュシャ」展を観(み)てきた。アルフォンス・ミュシャが、女優サラ・ベルナールの専属デザイナーとしてポスターを描き、「ミュシャ様式」と呼ばれる独特の画風を確立するまでに、実に多くの影響を受け続けたことがよくわかった。そしていったん「ミュシャ様式」が確立すれば、時空を超えて影響を与え続ける。波打つような長い髪の女性が円い輪に囲まれて美しい花で飾られるあの様式は、日でも与謝野晶子『みだれ髪』の表紙や、『明星』その他の多くの雑誌の表紙を飾った。いまでは多くのマンガに影響を与え続けている。「模倣」であることはまちがいないが、すでに一つの「様式」となっているから「盗作」とは言わない。でも、明治の日の場合はどうなのだろうと、ふっと思った。 「芥川賞選評」(文芸春秋9月)を読んだ。今回の芥川賞については、小谷野敦の発言に賛成する(倉さおり

    【文芸時評】10月号 早稲田大学教授・石原千秋 芥川賞に未来はない(1/2ページ)
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    wuzuki 2019/09/30
    古市憲寿さんも石原千秋先生も大好きなので興味深く読んだ。でも私はそもそも最近、なかなか小説を読めていない……。
  • 【なぜ?】アメリカ人が日本の本屋にブチキレ! その理由がおっしゃる通りすぎた

    こんなの当たり前でしょ。何を言ってもそう言う人はいる。辞書を引いてみると、当たり前の意味は「だれが考えてもそうであるべきだと思うこと」だ。では、逆に聞きたい。それって当に当たり前だろうか? 海外の人に話を聞くと、普段我々が当たり前だと思っていることに衝撃を受けている場合がある。日に住んで5年くらいになるアメリカ人はなぜか屋にブチキレていた。 ・アメリカ人から見た日屋の変なところ 「Why!?」と声を荒げたのは、日で生活するアメリカ人・厚切りデイヴ(仮名)さん。が好きなデイヴさんは、日屋で非常に不便を感じた点があるという。 厚切りデイヴ「なんで日屋は、同じ作者の作品なのに別々の棚に置かれてるの? 意味わかんないYO!」 ──確かに、小説の文庫とかは同じ作者でも出版社別に置かれてるね。 厚切りデイヴ「私は日語できるけど、それでもどこに誰のがあるか分からない。出版

    【なぜ?】アメリカ人が日本の本屋にブチキレ! その理由がおっしゃる通りすぎた
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    wuzuki 2019/09/26
    元書店員。これは店によると思ってた。たしかに多くの書店では文庫新書サイズの本はレーベルごとだけど、佐賀の積文館書店では、文庫は出版社関係なく作家ごとだったな。今はどうなのか知らないけど。
  • いま読んでいるおすすめ本|とくさん|MYCOPING

    今週はお盆休みを取っている方も多いのではないでしょうか。私もそうなのですが、日々買いまくっている積ん読を少しでも読めたらなと思っています。そんな積ん読をご紹介します。 暴力と不平等の歴史

    いま読んでいるおすすめ本|とくさん|MYCOPING
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    wuzuki 2019/08/14
    いろんなジャンルの本が紹介されていて良い。『文化人類学の思考法』は私も買ったばかり。濱口さんの本は私も気になってた。『西洋の自死』は初めて知った本だけど、面白そう。
  • 三大子供に悪影響を及ぼすストーリー展開

    ・自ら退路を断って大きな力を発揮。 ・深い悲しみに触れて覚醒。 あとなんだろう? プロ漫画家になるために学校を辞めるなって思うし、家族が亡くなったぐらいの悲しみだと覚醒なんてしないよ。

    三大子供に悪影響を及ぼすストーリー展開
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    wuzuki 2019/06/04
    マジレスすると「こどもの自殺、家出、セックス、子どもを商売人にすること」が、かつて児童文学ではタブーだったとどこかで読んだことがある。
  • 私はこれで人生が変わりました

    みたいなのあったら聞かせて でも映画でも趣味でも便利グッズでも。 できたらポジティブな方向で

    私はこれで人生が変わりました
    wuzuki
    wuzuki 2019/05/30
    「りっすんブログコンテスト」のお題みたいだな。/ SNS、スマホ、Googleのサービス、ミラーレス一眼、低用量ピル、化粧をすること、名木田恵子・小林深雪の小説、内田樹の本、合唱曲、幼少期の度重なる転校、親の転職。