多年草で、 地上部は普通葉を1-2枚つけ、地下部には扁球形の地下茎がある。春から夏に、サトイモ科の特徴である肉穂花序と 仏炎苞 を持った「花」をつける。花後、粒状の果実をトウモロコシ状につけ、熟すと朱赤色になって目立つ。 球茎を輪切りにして乾燥したものは生薬の「天南星」として利用される。 マムシグサ マムシグサの果実 中毒を起こした若い果実 地下の球茎 アシウテンナンショウ ムサシアブミ ユキモチソウ マイヅルテンナンショウ ウラシマソウ (写真提供: 藤野廣春、御影雅幸、 富山県中央植物園 )