大学図書館といえば、一人静かに書物を開くイメージ。 そんな場所で、学生たちがグループで集まって話し合い、教え合う姿が目につくようになった。利用者支援サービスも充実し、夜遅くまで開館するなど、従来の殻を破った「知の拠点」になろうとしている。 落ち葉が舞う東京都内の立教大学池袋図書館は、休講日にもかかわらず、学生たちの熱気にあふれていた。 館内に8か所ある「グループ学習室」はどこもいっぱい。一室には、経済学部のゼミで学ぶ女子学生4人が、企業が資金調達先を多角化してリスクを減らすにはどうすべきかという課題に、取り組んでいた。壁一面のホワイトボードに検討項目を書き出す3年の長田美沙紀さん(21)は「必要な資料がすぐ借りられ、ゼミ発表の練習もでき、使い勝手がいいです」と話す。 玄関ホールの吹き抜けに面した1、2階の広いスペースは「ラーニング・スクエア」と名付けられ、可動式の机とイスが並ぶ。留学生も交
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