昨年2010年に発生した、岡崎市立中央図書館の所謂「“Librahack”事件」について、2月25日に大きい動きがありました。 “Librahack”事件関係者間で共同声明が発表される( カレントアウェアネス・ポータル) まずは、「ここまで来たこと」、つまり、市民団体「りぶらサポータークラブ」の仲立ちがあったとは言え、自治体と一市民が共同声明の名の下に、少なくとも形式の上では対等な手打ちの実現に至れたことを、賞賛したいです。日本の司法・行政制度の下において、自治体が一個人の意思を尊重し、名誉を回復するために、精一杯できることをやった、という印象を抱いています。 事件の渦中の方であるところのLibrahackさんは、市井のプログラマーであると同時に図書館の1ユーザーでもあります。これまでの彼のブログを拝読すると、図書館、というか行政側である岡崎市よりも、警察や司法に対する不信感の方が大きく、
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