1年前、中国のIT最大手の1つテンセント(Tencent、腾讯)がスマートデバイスの流行をうけ、テンセントソーシャルデバイスオープンプラットフォームの”QQ IoT”をリリース、正式にIoTの世界に足を踏み入れた。先日、QQ IoTが2015年のTencent世界提携パートナーカンファレンスの分会で、その1年の成果を提出した。日本ではあまり報道されないが、中国のIT業界はある意味独自の発展を遂げ、その多くの品質が世界で広く使われているサービスを凌駕している。この記事は中国のメディアiFanrによるものだ。 さてQQ IoTの王涛社長によれば、QQ IoTの事業はデバイス・クラウド・ユーザの3つの角度から理解できるという。 QQ IoTの役割 まずデバイス面では、QQ IoTは自らは最終的なハードウェアの完成品までは作らないが、ハードウェアのSDK(ソフトウェア開発ツール)は提供するという。