厚労省が所管する保健所はコロナ患者数が増加した昨年、陽性者の集計作業で「FAX」を使用。 手書きであることから見づらく、 集計ミスを連発した教訓を踏まえ、 厚労省は威信をかけ、陽性者数把握システム「HER-SYS」を開発した。さらにワクチン円滑化システムも必要と昨年から「V-SYS」を別個に開発したが、今年1月に河野大臣が登場し、混乱に拍車をかけたという。 「自治体は以前から予防接種台帳で管理していたのですが、把握に数か月かかると河野大臣の肝いりで内閣官房がワクチン接種の予約システムVRSを開発しました。こうしてシステムを機能ごとに分化してしまったので、情報を一元管理ができず、地域ごとの感染状況をリアルタイムで捉えたワクチンの供給体制の構築ができていません。ワクチン接種を見切り発車したツケで混乱に拍車をかけています」(前出の政府関係者) これらのシステムは地方自治体や病院など現場からの評判
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