県庁で二十四日会見し、引退を表明した東海村の村上達也村長(70)。約一時間にわたった会見中、終始伏し目がち。質問には淡々と答えた。最後に「もう疲れたよ」と漏らし、中国の詩人・陶淵明が退官の決意をうたった「帰去来辞」の一節を引用して「まさに『帰りなんいざ、田園まさに荒れなんとす』という心境だ」と語った。主な一問一答は次の通り。(成田陽子) 四期目を起承転結の「結」として、私の目指す村政を決着したいと考えていたが、二〇一一年三月の原発事故以降、村内の原発にどう対応するかが大きな課題になった。それに対して「もっとやってくれ」という声が強かったが、もともと四期十六年が限度だと思っていた。
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