誰が伊藤野枝を「淫乱」と言ったのか-栗原康著『村に火をつけ、白痴になれ』より 6(松沢呉一) -2,197文字- 2016年06月07日 18時05分 カテゴリ: セックスワークを考える • 伊藤野枝 • 婦人運動(フェミニズム) • 性風俗史 • 村に火をつけ、白痴になれ タグ : 伊藤野枝 • 大杉栄 • 小沢信男 • 悲願千人斬の女 • 日陰茶屋事件 • 木村荘太 • 木村荘平 • 松の門三艸子 • 淫乱女 • 牛鍋屋「いろは」 • 牽引 • 神近市子 「平塚らいてうによる伊藤野枝追悼文の奇異-栗原康著『村に火をつけ、白痴になれ』より 5」の続きです。 伊藤野枝の墓はただの石 「なんかこの国のフェミニズムはおかしいぞ」と思っている人には、「平塚らいてうから読み直せ」「母性保護論争から読み直せ」と私はよく言っています。この国のフェミニズムのおかしさは、そこから始まっていることなので。