伊豆大島の土砂災害の発生から15日で1か月になります。 全国各地で突然の豪雨や土砂災害、それに突風の被害が相次ぐなか、従来の「とにかく避難所へ逃げる」という避難の在り方が見直されつつあります。このうち岐阜県は、「原則として学校に待機する」という全国でも初めての指針を打ち出し、この指針に基づいてある学校で実験的な訓練が行われました。 突然の災害時に子どもたちの命を守ることができるのか。ほぼ一昼夜に及んだ訓練に密着した、岐阜放送局の橋本尚樹記者が解説します。NHKが取材した東日本大震災時の証言映像も合わせて紹介します。 ▽この特集の内容は17日午前7時から総合テレビで放送の「おはよう日本」でも詳しくお伝えします。 ▽ラジオ「NHKジャーナル」で放送した特集の内容はこちらでお聞き下さい。 「逃げない避難」という考え方 平成21年に兵庫県佐用町で起きた豪雨災害では、避難所に向かった人たちの多く