自衛隊、豪軍へ弾薬提供=物品協定を改定、来月署名 日本、オーストラリア両政府は19日、自衛隊と豪軍が相互に物資を融通することを定めた日豪物品役務相互提供協定(ACSA)を改定し、新たに弾薬の提供も可能とする方針を固めた。来月下旬に東京で外務・防衛担当閣僚協議(2プラス2)を開催し、署名する見通しだ。政府関係者が明らかにした。 協定改定は、3月に安全保障関連法が施行されたことに伴う。安保法は、日本の安全に重要な影響を与える「重要影響事態」と認定された場合、自衛隊が他国軍の後方支援をできると定めている。新協定には、豪軍への弾薬提供や、戦闘作戦行動のため発進準備中の戦闘機への給油などを盛り込む。(2016/11/19-20:06) 【政治記事一覧へ】 【アクセスランキング】