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ブックマーク / kaikaji.hatenablog.com (4)

  • 中央銀行の独立性について―スティグリッツ先生に聞いてみよう - 梶ピエールのブログ

    スティグリッツ教授の経済教室―グローバル経済のトピックスを読み解く 作者: ジョセフ・E・スティグリッツ,藪下史郎,藤井清美出版社/メーカー: ダイヤモンド社発売日: 2007/10/19メディア: 単行購入: 9人 クリック: 97回この商品を含むブログ (36件) を見る 同書71-73ページより。 中央銀行は政府からの独立性を保ち、物価の安定だけに傾注するべきだという主張は、「経済改革」というスローガンの中核になっている。政策についての他の多くの金言と同じく、この主張も何度も繰り返されるうちに、いつの間にか広く信じられるようになっている。しかし、根拠のない断定は、それが中央銀行によるものでも、調査や分析の代わりにはなりえない。 調査が示唆しているのは、中央銀行は物価の安定に専念したほうがインフレをうまく抑制できるということだ。しかし、インフレの抑制はそれ自体が目的ではない。それは、

    中央銀行の独立性について―スティグリッツ先生に聞いてみよう - 梶ピエールのブログ
    y-yoshihide
    y-yoshihide 2008/03/13
    日本のリベラルの人たちってなんでこうも本来手段であるべきものを目的として固執しちゃうんだろう?
  • 悪の凡庸さについての報告:カンボジアのケース - 梶ピエールのブログ

    きちんとした感想を記すにはインドシナの歴史について知らなさ過ぎるわけですが。 ポル・ポト―ある悪夢の歴史 作者: フィリップショート,山形浩生出版社/メーカー: 白水社発売日: 2008/02メディア: 単行購入: 2人 クリック: 139回この商品を含むブログ (37件) を見る ポル・ポト。誰もがあの忌まわしい悲劇と結びつけてその名前を覚えていながら、彼が一体どんな人物なのか、自信を持って語ることのできる人はほとんどいないだろう。この分厚いを読めばポル・ポトという人物の具体的な像が浮かんでくるかというと、残念ながら必ずしもそうではない。読後も強く印象に残るようなエピソードや言動といったものがこの人物についてはそもそも乏しいからだ。書の大部分は、むしろ複雑極まりない第二次世界大戦後のカンボジア国内の政治状況やインドシナ半島を取り巻く国際情勢の解説などに費やされている。 もちろん、ク

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  • 毒餃子事件と日本のデフレ - 梶ピエールのブログ

    http://d.hatena.ne.jp/kaikaji/20070821 以前厨先生に取り上げていただきましたが、こういう事態だからこそ再掲しておきたいと思います。 Baatarism 『かつて中国から安い商品が入ってきたからデフレになったのだという意見がありましたが、実はこれは因果関係が逆で、日がデフレになったから中国から安い商品が入るようになったのだと思います。 日中国製品の安さ故のリスクが大きな問題となっているのも、日のデフレが和らいだ(脱出したとはまだ言えませんが)のと関係あるのかもしれませんね。』 kaikaji 『Baatarismさん、 >それは日が長期のデフレ不況に陥り、消費者が安さを第一に考えざるを得ず、販売側もそれに対応せざるを得なかったからでしょう。 中国からの野菜の輸入が格化する90年代末は中国自体がかなり深刻なデフレ状態だったことも大きかったと思い

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    y-yoshihide
    y-yoshihide 2008/02/02
    派遣などの労働問題も結局の所デフレによる商品・サービスの価格低下圧力に寄るところが大きいのではと思う。安さという物は何かを犠牲にすることでしか実現できない物だという認識を消費者は持つべきじゃないかな。
  • 2007-11-05

    先週、担当している授業で、例の『激流中国』の「富人と農民工」のビデオを学生に見せた。中国のネット界で大きな反響を呼んだ、という点をとりあえず置いて改めて見直してみると、やはりいろいろなことを考えさせられる。 続きを読む 知る人ぞ知る、昨年中国全土で大ヒットした劇映画。一応香港版のDVDを買って観たことは観たのだが、台詞が重慶訛りでほとんど聞き取れず、また寝る前だったので字幕をしっかり追う気力もなく、ということで半分も理解できない体たらくだったので、このたびシネ・ヌーヴォなどで開催されている大阪アジアン映画祭で上映されるのを知り早速観にいったのだった。で、日語の字幕つきで改めて観てみると・・いや、むちゃくちゃオモロイではないの。映画を観てこんなに笑ったのは久しぶり。個人的には『少林サッカー』よりずっと面白い!のだけど、ロードショーにならないのはやっぱり現代中国社会に関するマニアックな知識が

    2007-11-05
    y-yoshihide
    y-yoshihide 2007/11/06
    格差に関心を持つ→右傾化・保守化してない……ってなんじゃこりゃなんじゃこりゃ。
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