http://d.hatena.ne.jp/mojimoji/20090610/p1 「女性を陵辱して言うなりにすることを目的とするゲームへの規制」問題についての議論が盛り上がっているようだ。件の類の「ゲーム」を直接見たことがないので、その件については云々しない。問題にしたいのは「表現」一般。幾つか意見を読んで奇妙に思ったのは、(広い意味での)功利主義が議論を支配しているということ。「規制」に対するスタンスはどうあれ、問題になっているのは、社会または個人にとって害があるのか益があるのか、ということ。しかし、「表現」に対する態度としてそれははたして妥当なのだろうか。 どんな主義・主張であれ、自らの正当性を社会に対して申し述べる機会があるべきである。「言論の自由」とはそのためのものである。だから、陵辱ゲームの愛好家・擁護者は、「表現の自由」を正しく行使せよ。それはつまり、「陵辱ゲーム」のような