米大統領選の共和党候補指名争いで連敗を喫したヘイリー元国連大使は、少なくとも3月5日の「スーパーチューズデー」までは選挙戦を続ける考えを示した。また、共和党全国委員会(RNC)の委員がトランプ前大統領を事実上の党指名候補とする決議案を配布したことを批判した。同案はその後、撤回されている。 ヘイリー氏は28日放映のNBCの番組「ミート・ザ・プレス」で、地元のサウスカロライナ州ではアイオワ州やニューハンプシャー州よりも良い結果を見込んでいるとし、予備選・党員集会が集中するスーパーチューズデーまでは選挙戦を続ける決意だと発言。 同氏は指名候補が決まる7月の党大会まで戦いを続けるとは明言しなかったが、「目の前の戦い一つ一つに集中する。遠過ぎる将来のことは考えないが、やめるつもりはない」と語った。 またヘイリー氏はRNCについて、候補指名争いの誠実な運営主体とは言えないことは明らかだと批判した。RN