私はタスク管理をGTD(Get Things Done)方式でやっています。最近、思うことがあり、デジタルツールを使うのをやめ、アナログに変えたので、その経緯と方法を紹介します。 アナログにした理由 長らく、タスク管理にはクラウドサービス(アプリ)を使っていました。しかし、以下の理由で、アナログにすることに。 手書きの方が早いし、実感が湧く タスクがそんなに多くない スマホを持っていない ちなみに前に使っていたサービスはDoit.im。その前はRemember the Milk。こんな記事も書きました。 ちゃんとGTDを! 5年は使ったRemember the MilkからDoit.imに乗り換えた経緯 ちなみにGTDを知らない人はこちらの記事がオススメです。 初心者のためのGTDの手引き——手順、参考サイト、書籍の紹介など アナログ化した理由を少し掘り下げて説明します。 (1) 手書きの
悩みを解決したり、知識をつけるために本を読むとき、「自分に合う最高の1冊」を探して買っていませんか? それより同じ系統の本を10冊くらい読んでしまった方が圧倒的にいいですよ、という話です。 何かを学びたくて本屋へ あなたは学びたいことがあって本屋へ足を運びます。 「プレゼン資料を作るのが苦手だから克服したい」 「初めて部下を持つからマネージメントについて勉強しないと」 「手帳を使い始めてみたけど、うまく使いこなせていない気がする」 その系統の本が売られているコーナーに行ってみます。たとえば「手帳を使いこなしたい」あなたは、手帳術のコーナーの前に立ちます。 「たくさんあるなぁ……」 手帳と名の付く本だけでも20冊くらい。分厚い本、挿絵の多い本、文字の大きい本、論文のようにかたい本……。どれがいいか分かりません。 腕を組んで悩んでしまいます。 あなたに合う1冊なんて見つからない 本屋でパラパラ
息をするように本を読む人もいれば、本を読むことに激しい抵抗を感じる人もいます。わたしは前者なわけですが、それでも本を読んでいてつまずくことがあるのです。そんなときにどうやって気持ちよく本を読むか? ノウハウとしてまとめてみました。 難しく考える必要はない 本を読むことは娯楽だから自由に読めばいいんです。スポーツじゃないからルールもないし、ましてや超個人的な体験なのだから「最後のページから逆さまに読む」みたいな突拍子もない読書をしたって構わない。 わたしは毎日のように本を読みます。暇さえあれば読んでいるし、暇じゃなくても読んでいる。とにかく大好きなんです。 それでもうまく本を読めないときがあります。小説を読んでいて、ストーリーが頭に入らないこともあるし、最後まで読んで「なんの話だったっけ?」みたいになることもある。読んでいて気分が乗らない本なんて山ほどあるし、そんな本をしばらく放置して、読み
GTDを本やウェブで学び、いざ始めようとして最初に引っかかることは「どのツールを使うか?」というもの。本当は手帳ひとつでできるくらいシンプルな手法なのですが、なぜか複雑なアプリを使わないとダメと思ってしまう人もいます。今日はEvernoteを使い、極めて最低限のGTD=「ミニマムGTD」を実現するためのステップをご紹介します。 ミニマムGTDでやること、やらないこと 前置きなしで、本題に入ります。 今回は極めて最小限のツールや工夫でGTDを実現します。もっと高度にセットアップすることは可能でしょうし、もっと便利にする工夫もあるでしょう。でも今回の目標は “最低限” です。ここから始めて、慣れてきたらいろいろ工夫したり、アプリを使ってみると良いでしょう。 具体的なステップの紹介に入る前に、前提をお話します。 使うツール 使うアプリはEvernoteだけ。これをパソコンとスマホから使います。
スマホ・ユビキタス時代になり、GTDにおける “コンテキスト” の考え方にも変化が必要になってきました。わたしも今までデビット・アレン氏の提唱するコンテキストを少しだけ自分向けにカスタマイズして使ってきましたが、やっぱり考え直す必要があるのだろうと感じています。これから自分はどうするのか? 調べてみると、まったく違う切り口のコンテキストの置き方があることを知ったので、ご紹介します。 GTDのコンテキストってなに? そもそもコンテキストとはなんでしょうか? デビット・アレン氏はコンテキストとして、以下のようなものを挙げています。 電話 メール オフィス 自宅 外出 パソコン コンテキストはタスク実行時に、適切なタスクを選ぶことを目的にしています。さあ、仕事をしよう、と思ったとき、次のようにタスクをしぼるわけです。 まずはコンテキストでやれる仕事をしぼり、 空いている時間で仕事をしぼり、 肉体
GTDを5年以上続けてきて、うまくいっている時期と、うまくいかない時期がありました。振り返って考えると週次レビューをやってるかどうかなんです。実際のところ週次レビューは “どうやるか” は重要ではなく、“やるかどうか” が重要だというのが、私の持論です。 言い換えればどんないい加減なやり方でも、やってさえいればGTDのメリットは実感できます。だから、あまりあれこれやることを増やして「週次レビューって面倒くさい」という印象を持つよりは、「週次レビューって簡単だな」と思えるくらい、単純化してしまった方がいいでしょう。だから、今日は最低限やるべき7つのことを説明します。 1. 頭の中にある「気になること」を書き出す これがGTDの柱ですね。 とにかく頭の中にある「気になること」を書き出します。わたしの場合、この作業はそんなに時間がかからないです。というのも、普段から気になったことを書きためる癖が
すきま時間というのは誰にでもあり、いつやってくるか予想できません。たとえば、電車やバスを待つ10分、降りる駅までの10分、会議までの10分……。そういう時間ってダラダラ過ごすとあっという間に過ぎてしまいますが、パッと集中してなにかに取り組むことで、仕事も生活もグッと充実するものです。 わたしが生産性を上げるためにやる「10分の空き時間でやる10のこと」を挙げていきましょう。 1. 勉強の復習 日頃取り組んでいる勉強があったら、その復習をやるといいです。新しいことを勉強しようとすると10分だと足りませんが、復習なら10分でできる分だけやればいいのです。 例えば最近は勉強のために英語の本を読んでいます。英語の本を読みながら、使えそうな文章や単語をノートに書き写してあるので、ちょっとした空き時間があったら、それを見返します。復習はやればやるほど記憶に定着するので、効果は大きいです。 2. 英単語
GTDとか、その他の手法で「やらなきゃいけないこと」は分かっている。なのに、どうしてもやれない。わたしもそんなときは多々あります。書かなきゃいけない原稿がある。締め切りが近いコラムがまだ書けてない。そんなときにわたしがやる6つの工夫をご紹介します。 やるきがでない、の定義。 前提はやることがわかっていること。それさえも分かっていないときはGTDをオススメします。 GTDを知らない人はこちらをどうぞ。 ▶生産性アップの金字塔「GTD」の理念をおさらい(Lifehacker) ▶【翻訳】15分で分かるGTD – 仕事を成し遂げる技術の実用的ガイド(PostD) ▶GTD歴6年目の私が、これ以上ないくらい丁寧に解説します【総括】(Browndots) やることは分かっているけど、いざやろうとすると「まずは机を掃除しよう」とか「その前にメールチェックをやって……」と、いつまでたってもやれずにいる。
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