やはり役所と市民感覚のずれを感じてしまう。石垣市は県職員よりも高いからと夏の職員ボーナスをその分カットした。ところがその浮いた金約1500万円を「景気対策に使うべきだ」の議員の声に、「いや職員には時間外手当を65%しか支給していないのでそこに回したい」と言うのだ▼世の中は今、大不況に見舞われ、八重山も観光客が大幅に落ち込むなど、国も県も多額の予算をやりくりして不況対策に懸命というのにだ▼もともと自分たちの懐にあった金だし、既得権益は手放したくないということか。それこそがさもしいと言われかねないものだ▼そもそも市職員が市の行事に率先するのは当然だろうし、時間外手当を65%とはいえもらって、それをボランティアというかどうか。それなら完全に無給で市の行事に協力している皆さんはどうなのか。民間にはサービス残業の人たちも多いと聞く▼石垣市は05年にも批判を浴びた。職員は給与をカットし、市民にも住民票
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