シャープが販売している「プラズマクラスター」機能搭載の掃除機は、アレル物質(アレルギー物質に非ず)などを除去するとうたっている。これに対し消費者庁が科学的根拠は認められないと判断、シャープに対し景品表示法違反(優良誤認)として再発防止を求める措置命令を出した。研究機関が実験した結果、室内で使用した際に広告に記載されたような性能は認められなかったそうだ(読売新聞)。 今回は掃除機だけのようだが、プラズマクラスターはシャープ製の空気清浄機、エアコン、冷蔵庫にも搭載されているため、シャープにとって影響は大きいと思われる。また、類似の効果をうたった家電製品は、各メーカーから出されているため、シャープのみならず、日本の家電メーカーにも大きな影響を与えることが予想される。 この手の商品に関しては、疑似科学的としてしばしばやり玉に上がり、メーカーの倫理を疑う声も聞こえていた。タレコミ人としては自業自得の