タグ

ブックマーク / science.srad.jp (24)

  • 在宅勤務で効率が上がらないのは机と椅子の高さが原因かも | スラド サイエンス

    在宅勤務をせざるを得ない状況の中、どうも自宅で仕事をすると作業効率が上がらないという人もいるのではないだろうか。東洋経済の記事によれば、デスクと椅子が使用者の座高に合っていないことが一因かもしれないとしている。 2006年の産業医学総合研究所の研究によると、固定席が決まっていないフリーアドレスのグループは、踵が浮いた姿勢で作業している人が多いことから、目の痛みや首、肩の凝りなどが起きやすかったのだそうだ(産業衛生学雑誌)。これが続くと燃え尽き症候群になりやすいとしている。そうならないよう椅子や机の細かな高さ調節を行うべきだとしている。 具体的なデスク高さは、書き仕事とキーボード仕事では異なるという。キーボード作業の場合は、書き仕事の場合よりも5cm程度低い方がいいそうだ。高さの計算には、ゲーミング家具メーカーのBauhutteのサイトが参考になるとしている。このサイトでは身長を入力すると、

  • 消費者庁、「掃除機のプラズマクラスター機能は効果無し」としてシャープに措置命令 | スラド サイエンス

    シャープが販売している「プラズマクラスター」機能搭載の掃除機は、アレル物質(アレルギー物質に非ず)などを除去するとうたっている。これに対し消費者庁が科学的根拠は認められないと判断、シャープに対し景品表示法違反(優良誤認)として再発防止を求める措置命令を出した。研究機関が実験した結果、室内で使用した際に広告に記載されたような性能は認められなかったそうだ(読売新聞)。 今回は掃除機だけのようだが、プラズマクラスターはシャープ製の空気清浄機、エアコン、冷蔵庫にも搭載されているため、シャープにとって影響は大きいと思われる。また、類似の効果をうたった家電製品は、各メーカーから出されているため、シャープのみならず、日の家電メーカーにも大きな影響を与えることが予想される。 この手の商品に関しては、疑似科学的としてしばしばやり玉に上がり、メーカーの倫理を疑う声も聞こえていた。タレコミ人としては自業自得の

  • 父親の年齢高いほど子どもの遺伝子の変異が発生しやすい? | スラド サイエンス

    アイスランドのゲノムデータ企業「デコード(deCODE)」などのチームによると、新たな「遺伝子変異」と受胎時の父親の年齢には関連性があるという(AFPBBニュース)。過去の研究では遺伝子の新生突然変異と、自閉症や統合失調症との関連が指摘されている。 このチームは、親の遺伝子にはないゲノム配列の変化を見つけるために、両親と子どもの親子3人計78組と対照群数百組のゲノム解析を行ったところ、遺伝子に起こる新生突然変異の発生率の増加は、要因の97.1%が受胎時の父親の年齢にある可能性が示されたという。一方で新生突然変異の発生率の増加と、受胎時の母親の年齢には関連はなかった模様。 現在の新生児は平均して約60の小規模な新生突然変異を持って生まれてくる。父親が20歳の場合、新生突然変異の平均数は25だが、40歳の場合では65だった。新生突然変異が起こる確率は受胎時の父親の年齢が上がるほど上昇、父親の年

  • 食糧問題を解決する鍵は「昆虫」と「人工肉」 | スラド サイエンス

    人口増や環境問題からくる料危機は人類共通の差し迫った課題だ。それに関連してBBCに「我々は20年後に何をべることができるのか」という記事が掲載されている。それによると英国では「肉の価格は5~7年以内に倍増する」と推定されているという(家/.過去記事、The Voice of Russia、家/.)。 同記事では、欧米社会は「安価で豊富なお肉で育ってきた」が、環境問題や人口増加などで肉の価格高騰が続けば、主を肉から別のものに変える必要があると指摘している。未来品学者のMorgaine Gaye氏によれば、肉の需要ギャップを埋める役割を果たせるのは昆虫だという。昆虫は牛よりも二酸化炭素排出量が少なく、少ない水で育てることができる。また人間がべられると分かっているものが推定1400種以上あるからだ。同氏はコオロギやバッタは「ハンバーガーのようなもの」を作るのに役立つとしている。 世

    yachimon
    yachimon 2012/08/08
    フロニャルドではマンガ肉が畑で取れたり木になってたりするとの噂がある。/クジラとかイルカ肉ではダメなんですかね。
  • Einstein@Home にてパルサーが発見される | スラド サイエンス

    カリブ海の米自治領プエルトリコにある世界最大のアレシボ電波望遠鏡が観測したデータを、インターネットにつながった約50万台の処理能力で解析。こぎつね座の方向の地球から1万7千光年の位置に、1秒間に約41回転と周期が比較的長く、磁場の小さいパルサーを確認した。 2005-02-19に始まったEinstein@Homeは、LIGOの観測データから重力波を探す、BOINCを利用した分散コンピューティングのプロジェクトであるが、2009年5月より、その計算能力の35%は、PALFA(ALFAによるパルサー探索)に割り振られていた。 なお、このパルサーを見つけたのは、アイオワのThe ColvinsとマインツのPowermandgのコンピュータだったとのこと。 今回発見されたPSR J2007+2722と命名されたパルサーは、 disrupted recycled pulsarと考えられている。エネル

    yachimon
    yachimon 2010/08/26
    さっきのはこれか。めでたい。
  • 常温での超電導状態を確認 | スラド サイエンス

    現状, ・論文が出たわけではない ・今我々が見られるのは電流-電圧の測定結果しかない ・発表の詳細が現地の人間以外にはわからない(abstractにも大したことは書いていない.まあabstなんでそういうもんですが) という状況なんで,そもそも議論が出来る状況にない. 見知らぬ誰かが,「詳細は伏せますが,超伝導出来ました」と言っているのと同じで,我々がどうこう言える情報が無いわけです. (間違ってるとかではなく,我々が議論の俎上に載せられない) また,我々が見ることの出来る結果が電流-電圧曲線しかない(*)のもちょっと…… *超伝導の研究においては,抵抗の測定は実は一番不確かな実験です. というのも,端子付けの問題や試料内部での電位分布の問題により,(見た目の)抵抗ゼロというのは物性測定をしていると頻繁に遭遇するためです(もちろんartificialなものであり,Intrinsicではない)

    yachimon
    yachimon 2010/06/29
  • メキシコ湾原油流出事故、核利用をまじめに検討中 | スラド サイエンス

    ストーリー by reo 2010年05月18日 10時30分 ケネディ大統領、世界は平和になりました 部門より 先日 /.J で、"「メキシコ湾原油流出は核爆弾で止められる」と露新聞報道" というストーリーが話題に上りましたが、オバマ大統領は原子力の専門家 5 名をこの事故に取り組ませる事を決定したそうです (Telegraph.co.uk の記事, 家 /. 記事より) 。前回は Komsomoloskaya Pravda がタブロイド紙ということもあり冗談半分に受け取られていましたけど、だんだん洒落にならなくなってきました。 メキシコ湾で発生した原油流出事故はさらに深刻な状態となっており、科学者たちの調査によると流出した原油プルームには長さ 16 km、幅 5 km、厚さ 90 m に達するものもあるとのこと (The New York Times の記事, 家 /. 記事) 。

  • 「光る食肉」中国各地で報告される | スラド サイエンス

    ストーリー by reo 2010年04月13日 10時30分 チェレンコフ、あるいは白娘 (白蛇伝) 部門より スーパーや市場で売られている豚肉や魚から不気味な青い光が発せられているという現象が中国各地で報道されているようだ (大紀元の記事より) 。 専門家らによると、成長過程でリン化合物などの汚染を大量に受けたのではないかと分析しており、(当然) 用は避けるべきだと指摘している。現象の報告では「夜中 3 時に起きたとき、燻製中の鯉の胴体全体から強い光が放たれているのを発見した。真っ暗な部屋が明るくなるほどの光だった」(湖北省天門市近郊、村民王さん談) などというものもあり、驚愕の事実を目の当たりにしての誇張はあるにせよ、なかなかアレな光景と言える。

  • 火葬に変わるエコな遺体処理「アルカリ加水分解葬」 | スラド サイエンス

    ロイター日語版の記事(英語版記事:若干情報量が多い)より。アメリカフロリダ州で、高エネルギーを要し二酸化炭素排出量が多い火葬に代わる遺体処理システムとして、アルカリ加水分解を行うサービスが来年1月からスタートするらしい。この計画にかかわっているのはピッツバーグの葬儀会社Matthews International Corp.。 火葬に比べると天然ガス使用量を1/10、電気使用量を1/3に抑えられ、二酸化炭素排出量は90%の削減、火葬の際発生する銀歯などからの水銀蒸気発生もないという。英語版記事によると、ステンレスの容器に水酸化カリウムなど組織を分解する化学物質とともに遺体を沈め、2時間ほど待つと溶け残った骨と茶色い有機溶液(syrupy brown liquid)になるので排水して処理される。骨は火葬と同様に家族のもとにかえされるそうだ。 この技術は実験動物の処理としてこれまでも用いられ

  • 東大助教の科研費利用について大学当局に通報してみた | スラド サイエンス

    2スレ781を名乗る人物 (タレコミ子) が、科研費 研究課題番号:18760453というサイトで、東大助教アニリール・セルカン氏の科研費若手研究 (B) の実績報告書についての疑問を同大学競争的資金の不正利用の通報窓口に通報することを予告している。 同サイトでは大きく 2 つの疑問点について確認を求めた通報書原稿も公開されている。1 つ目のとして発表文献 4 件のうち、1 件が非学術雑誌であり、1 件が掲載の事実が確認できず、残る 2 件にも剽窃・盗用を疑わせる類似画像・文章が多数確認されていることから、研究自体が当に行われたかどうかの確認を求めている。2 つ目として、そもそも審査の時点での経歴チェックが正しく行われたのかの確認を求めている。 エクスパックの配送状況を見ると既に発送された模様。東京大学 大学院工学系研究科 建築学専攻の教員であるアニリール・セルカン氏については、以前から

    yachimon
    yachimon 2009/10/28
  • 宇宙は考えられていたよりも、ほんの少しだけ「熱的死」に近い? | スラド サイエンス

    観測可能な宇宙のエントロピーは従来考えられてきたより 100 倍高い状態であるという研究が発表されたそうだ (論文要旨、ScienceNews の記事、家 /. 記事より)。 オーストラリアの宇宙学者らの研究によると、エントロピーを増大させているとされる超大質量ブラックホールは従来計算されていたよりエントロピーが 100 倍高いとのこと。超大質量ブラックホールは宇宙のエントロピーを最も増大させている要因であるとされるため、観測可能な宇宙全体のエントロピーも従来考えられていたよりもおよそ 100 倍高いとこの研究は主張している。 この研究が正しいとすれば、宇宙は従来考えられていたよりも「熱的死」状態にほんの少しだけ近づいた状態であり、最大エントロピー 10122 に対し、現在は従来考えられていた 10102 ではなく、10104 であるとのことだ。

  • 遺伝子操作で家畜の苦痛を軽減 ? | スラド サイエンス

    哲学者である Adam Shriver 氏は家畜の苦痛を軽減するために遺伝子操作を行うことを提唱しているそうだ (家 /. 記事、[doi:10.1007/s12152-009-9048-6])。 工場式畜産農業を無くすことが出来ないのであれば、せめてそれが生み出す苦痛を軽減するべく行動するべきであると Shriver 氏は主張している。 ある遺伝子を欠如しているマウスは痛みを全く感じなくなるが、これではマウスが自分自身を危険にさらしてしまう恐れがあり問題である。人間でも遺伝的変異により痛みを全く感じない子供たちがパキスタンにて 6 人確認されているが、全員の身体で傷や内出血などが確認されており、一人は屋根から飛び降りたことが原因で死亡したとのこと。しかしワシントン大学の Zhou-Feng Chen 博士の研究で、P311 という遺伝子を分離すると痛みが起こす感情的な不快だけを取り除く

  • ホーキング博士曰く、人類は進化の新段階に突入 | スラド サイエンス

    スティーブン・ホーキング博士によると、人類は進化の新しいフェーズに突入しているとのこと (THE DAILY GALAXY の記事、家 /. 記事より) 。 35 億年続いた自然選択や突然変異などのダーウィン的フェーズから発生した人類は、情報交換や情報伝達を可能にする言語を生み出した。ホーキング博士によると人類がこの 1 万年、その中でも特にここ 300 年に渡って蓄積してきた知識は現在の人類と我々の祖先とを分かつという。博士曰く「我々は、我々の遺伝子のみからなるものではない」とのことで、進化を遺伝物質による内的伝達に限らず、外的に伝達される情報も進化として捉えるべきとのこと。人類が DNA で伝達している内的情報に著しい変化は起きていないが、人類が後世に引き継いでいる情報は驚異的に増え、この 1 万年間人類は外的伝達フェーズにあるという。 さらに、ホーキング氏によると人類は自身の DN

  • 見た目は幼児のままの16歳、老化の仕組みの鍵にぎる | スラド サイエンス

    ストーリー by hylom 2009年07月03日 14時00分 見た目は幼児、頭脳も幼児、でも年齢は16歳 部門より 家/.、New Scientistより。 米在住のBrooke Greenbergさんは今年1月に16歳になったが、見た目にも知能的にも幼児のままだそうだ。一見「時が止まっている」かのように見える彼女だが、そうではないという。University of South Florida College of Medicineの Richard Walker博士によると、Brookeさんは一個体として調和した成長をしているのではなく、身体のパーツが非同期でそれぞれ独自に成長しているとのこと。脳は幼児期とほぼ同程度とみられ、発声はできるが言葉は話せないという。骨は年齢からすると非常に小さいが、細胞や構造などをみると10歳児程度に成長しているとのこと。しかし歯は8歳児程であり、未

  • ミツバチコロニー過疎化症候群の原因が特定される | スラド サイエンス

    Mariano Higes 氏らスペインの科学者がミツバチコロニー過疎化症候群として知られている現象の原因となる寄生虫を特定したそうだ (家 /. 記事、Science Dailyの記事、EurekAlert!の記事、論文要旨より) 。 氏らの研究によれば、ミツバチヘギイタダニ (Varroa destructor) やイスラエル急性麻痺ウィルス (IAPV) 、あるいは農薬などは現象の原因とはならず、Nosema ceranae と呼ばれる寄生虫が原因であることを突き止めた。そこでこの寄生虫を単離して抗生物質である fumagillin を用いたところ、ミツバチが減少していたコロニーは完全に回復したという。 岐阜などでミツバチの大量死が報告されており、花粉交配用のミツバチの不足が 21 都県で果樹・野菜の受粉に影響を与えていることが報じられている (毎日.jp の記事、農政ニュースの記

  • ISS内では自国のトイレしか使っちゃダメ? | スラド サイエンス

    米国やロシアなど各国が、ISSで料品を他国とシェア/交換することをを禁じ、また他国の設備使用に関しても厳しい規則を設けようとしているそうだ(家記事より)。 先週の木曜日ISSに向けて旅立ったロシアの宇宙飛行士Padalka氏がISS内の米国のフィットネス設備の利用許可を求めたところ、米国からの返事は二転三転し、最終的には許可が下りなかったとのこと。同氏によると、以前はべ物をシェアすることでチームとしての結束力が高まったりしたが、新規則では米露両国の宇宙飛行士は自国の持ち込んだ糧しかべてはいけないことになっているという。更に、規則は自国のトイレ設備を使うよう推奨しているとのこと。Padalka氏によると事の発端は2003年にロシアが自国設備の使用料を他国に請求したことにあるとのことで、その後他国もこれに追随したそうだ。 Padalka氏曰く「このような出来事は我々の仕事に良い影響は

  • 米イリノイ州、冥王星を惑星と認める (ただしイリノイの夜空通過時限定) | スラド サイエンス

    米イリノイ州が冥王星を惑星と認める決議案を可決したそうです (家 /. 記事より) 。 その決議には、冥王星の発見者である Clyde Tombaugh 博士がイリノイ州で生まれたことや、同博士は惑星を発見した唯一のイリノイ州人でありアメリカ人であること、冥王星は 75 年以上太陽系の惑星とされており、「準」惑星に不当に降格されたことなどが記されており、冥王星の惑星としての地位を再び認め、1930 年 3 月 13 日にその発見が発表された日にちなみイリノイ州では 2009 年 3 月 13 日を「冥王星の日」として宣言するとあります。 惑星を州決議によって決めることが出来るなんて、ちょっと驚きです。イリノイ州の授業では、教科書に「準惑星」と書いてあっても今後は「惑星」として教えたりするのでしょうか ? 決議には「冥王星がイリノイ州の夜空を通る時は惑星に昇格 (復帰) する」とあるので、

  • 国際宇宙ステーションで蜘蛛が 1 匹行方不明 | スラド サイエンス

    実験のためスペースシャトル「エンデバー」に乗せられ、打ち上げられた 2 匹の蜘蛛のうち、1 匹が行方不明とのこと (家記事より) 。 科学教育プログラムの一環として、蜘蛛が宇宙で巣を張れるかを調べる実験が国際宇宙ステーションで行われる計画だった。蜘蛛は容器に入れられ、封印された状態で運ばれていたはずだが現在 1 匹しか見当たらず、もう 1 匹がどこにいってしまったかは見当がつかないとのこと。 この 2 匹、もしかして同じ容器に入れらていたのだろうか…… ? 家についているコメントによると、クモは基的に固形物をべる事ができないので、共いが発生したとしてもきれいさっぱり丸ごとべられることはありえず、外骨格なりい散らかしなりが残る模様。ということで SF 的解釈でもどうぞ。

  • 光で結び目を作ることは理論的に可能 | スラド サイエンス

    光線を糸のように曲げ、結び目を作ることが理論的に可能であるとの研究が発表された(論文概要、/.家記事)。 光は他の電磁気力と同じくマクスウエルの方程式に支配されている。20年ほど前、Hopf fibration(ホップ束)に基づきマクスウェルの方程に新たな解を導き、電磁気力にもマクスウエルの方程式が影響していることを導き出した研究があった。この解を基に、強く集束され、円形に偏向されたレーザーを使い光の結び目を生成することが理論的に可能とするのが今回発表された研究のようだ。 New Scientistの記事によると「特殊な状況においては、光のループは自由空間ではなく、プラズマ空間を進むときのように安定する可能性がある。例えば核融合炉には、中心ではプラズマが加速し、安定して収め続けることが出来ないという問題点があり、これを制御する磁場閉じ込め方式という方法がある。しかし現行の手法で生成される

  • NASA、月面原子力発電システム開発へ | スラド サイエンス

    NASAは、将来建設を計画している月面基地で必要な電力を供給するため、月面原子力発電技術(Fission Surface Power Technology)を開発しているとのこと(プレスリリース、家記事より)。 宇宙での原子炉はオフィスのゴミ箱くらいの大きさであり、地球の原子炉のような大きな冷却タワーも不要とのこと。公開されているこの技術のコンセプトイメージによると、放射線を遮蔽するため原子炉は月面の地中に埋められ、電力変換装置は原子炉の上に設置されている。左右にはラジエータが広がり、電力に変換されなかった熱を放熱する仕組みとなっている。Fission Surface Power Technologyは40KWの電力を安定して供給することが可能とのことで、地球上でいえば8世帯分の電力にあたる。生成エネルギーは決して大きくはないが、月面基地で必要な分はまかなえるとのこと。 現在2社でコンセ