英ロンドンを流れるテムズ川に住むパーチという魚が、水に微量の抗不安薬が混入しているせいで、捕まえやすくなっているという研究結果が報告された。 これは人間が使用している「オキサゼパム」と呼ばれる、不安や睡眠障害の治療に用いるベンゾジアゼピン系の抗不安薬が河川に流れ、溶けだしているからだ。 これらの薬剤は、魚の食欲を旺盛にし、リスクをかえりみない大胆不敵な一匹狼タイプにしてしまい、群れから離れた魚は他の捕食者に捕獲されやすくなり、河川の生態系を乱す恐れがあると、研究者らは懸念している。
今こそ、もう一度見直すべき「心の健康」 もしかして、私も!? 30代女子が直面する「うつ」の現実 クレア 第23巻第3号 2011.3.1 P80-83 現在、うつはすべての人がかかる可能性をもつ病気といわれている。20代の頑張りが疲れとなって表れる30代。すべての「やる気」を奪いさる深刻な病気に陥る前に、今のストレスの根源を見極めよう。 30代の女性に急増中! 「ストレス」「プチうつ病」「うつ」はどう違う!? ストレス状態が続いて、睡眠リズムや食欲が狂いはじめ日常生活に支障が出始めたら要注意。従来の「定型うつ病」に対し、別名プチうつとも呼ばれる「非定型うつ病」は特に都市部の30代女性に急増している。 うつの原因は100%が対人関係。心の根源を探ることが第一の治療です 頑張る人、完壁主義者ほど心が折れやすい 20代でがむしゃらに仕事を覚え、30代で自分のキャリアに少し自信を持ち始めるCRE
成長期のマウスにストレスを与えると、脳の活動を調節する遺伝子の働きが低下し、認知力の低下などにつながるとする、うつ病発症のメカニズムを名古屋市の大学などの研究グループが発表し、新たな治療薬の開発に役立つとしています。 研究を行ったのは、名古屋市にある名城大学の鍋島俊隆特任教授と名古屋大学などからなる研究グループです。 研究グループでは、うつ病などを発症しやすくしたマウスを、集団と一匹ずつ隔離した場合に分けて、それぞれヒトの思春期に当たる時期から3週間にわたって飼育しました。 そうしたところ、集団飼育したマウスには異常は見られなかったものの、隔離したマウスには、▽認知力が低下する、▽動きに活発さがなくなるなど、うつ病や統合失調症の症状が見られ、脳を刺激する「ドーパミン」という物質を作る遺伝子の働きが大幅に低下していたということです。 こうした症状は、集団飼育に戻しても治らなかった一方で、飼育
診察券に記されし初診日の日付見て気づく一周忌。精神科だか心療内科だかに通いはじめてちょうど一年になる。 初めて受診した日のことを思い出す。あれは朝、ベッドの中で体が動かなくなったのだった。脳の命令に体が動いてくれない。まるでなにかが断線してしまったかのようだった。金縛り的な悪夢とも違う、まったくもって初めての経験だった。その後、うつ病の体験談などで似たような表現を見るたびに、「やっぱりあれはそういうものなのだ」と再確認するようになった。 ようやく体がスローモーションで、滑稽なほどわざとらしいが、本人としては大まじめなスローモーションで動くようになり、会社にメールを打ち、そしておれはiPhoneで近隣の精神科だか心療内科だかを検索し、電話番号を書き留め、電話をかけ始めた。何件かは休診日で、何件かは「予約は二週間先になります」だった。一件だけ「今日の午後可能です」というところがあった。まだ午前
かいや・ひさのぶ/医療法人和楽会理事長、特定非営利活動法人 NPO不安・抑うつ臨床研究会代表、社団法人 日本筋ジストロフィー協会理事長。1943年生まれ、愛知県出身、名古屋市立大学医学部卒。ミュンヘン・マックスプランク精神医学研究所留学、岐阜大学医学部助教授、自衛隊中央病院神経科部長、岐阜大学客員教授を経て1993年開院。米国精神医学会会員、2009年第1回日本不安障害学会会長などを歴任。『社交不安障害』(新興医学出版社)、『非定型うつ病 パニック障害・社交不安障害よくわかる最新医学』(主婦の友社)、『不安・恐怖症のこころ模様』(講談社)など著書多数。 ――企業で働く若手社員の中に、「新型うつ」と呼ばれる心の病が流行っています。この病気の難点は、 周囲の理解を得ることが難しいこと。うつ病のような症状で仕事ができなくなり、休暇を取っているのに、プライベートで元気に飲み会に参加したり旅行に行っ
1963年、福岡市長浜生まれ。1990年、東京理科大学大学院修士課程(物理学専攻)修了後、電機メーカで半導体デバイスの研究・開発に10年間従事。在職中より執筆活動を開始、2000年より著述業に専念。主な守備範囲はコンピュータ全般。2004年、運動障害が発生(2007年に障害認定)したことから、社会保障・社会福祉に問題意識を向けはじめた。現在は電動車椅子を使用。東京23区西端近く、農園や竹やぶに囲まれた地域で、1匹の高齢猫と暮らす。日常雑記ブログはこちら。 生活保護のリアル みわよしこ 急増する生活保護費の不正受給が社会問題化する昨今。「生活保護」制度自体の見直しまでもが取りざたされはじめている。本連載では、生活保護という制度・その周辺の人々の素顔を知ってもらうことを目的とし、制度そのものの解説とともに、生活保護受給者たちなどを取材。「ありのまま」の姿を紹介してゆく。 バックナンバー一覧 傷
ウォーキングという単純な運動に「鬱を改善する」効果があるかもしれない。スコットランドで行われた研究で、そんな頼もしい調査結果が発表された。運動が鬱の治療に役立つことは以前から知られていたが、ウォーキングのような軽い運動にもその効果があるかどうかは、それほど明らかになっていなかった。 今回、英スターリング大学の研究者たちは、ウォーキングと鬱に関する過去の研究結果を再調査。その結果、ウォーキングがメンタルヘルスにおいて重要な役割を果たすことを示す研究結果をこれまでに8つ探し出した。この8つの研究では、合計341人が調査対象となっていた。 今回発表されたのは、「一定の割合の人々に対して、ウォーキングが鬱症状の改善に大きな効果をもたらすことが統計的に明らかになった」ということだ。 鬱の治療にどの程度のウォーキングが必要なのかは明確になっていないが、「ウォーキングは多くの人々が手軽に実行できるという
「傲慢なのに打たれ弱い」未熟なワガママ社員が増え、多くの管理職が振り回されている。しかし、対処法を間違えば、彼らは「うつ」になるケースも。彼らとどう付き合っていけばよいのか、その方法を紹介していく。 特別編(3) 未熟部下がトップクラスの優秀成績者に!支援を続けた上司の“成功の秘訣” 松崎一葉 一見ワガママで無責任と思われる行動傾向のある未熟な部下も、上司が“ある支援”を行うだけで、比較的短期間のうちに「一皮むけた」成長を遂げるこ… 2011.6.23 特別編(2) “辞めさせたい”“異動させたい”未熟部下は変わるか育成を強いられる上司の苦悩と究極の打開策 松崎一葉 彼女と旅行には行けるのに会社には行けない――。そんな部下を持つ上司は「辞めさせたい」「異動させたい」などと思っていることだろう。しかし、“… 2011.6.16 特別編(1) 「評価されないから…」と出社拒否して彼女と旅行!?
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