皆さんは、子どもが何歳になったら「インターネットの安全教育」をしたり、「コンテンツフィルタリング」をかけたりすべきだと考えているだろうか。初めてインターネットに触れる年齢が徐々に下がってきているので、なるべく早いうちにしたほうがいいのだろう。 頭ではそう思っているが、子どもたちを取り巻く状況は筆者の予想を上回るスピードで変わっている気がしてならない。 例えば、先日、飲み会で次のような話を聞いた。休日に、自宅の居間で小学校1年生の男の子がiPadに夢中になっていたそうだ。ただ、なんだか人に見られないように、iPadを覆い隠すように見ていた。不審に思ったお父さんが、嫌がる子どもからiPadを取り上げて画面を見ると、そこにはアダルトサイトのページが表示されていた。検索キーワードは子ども自身が入力した。ブラウザーの履歴を調べると、そういうサイトにアクセスしたのはその日が初めてだったようだが、子ども