ラブライブ!で全盛期の花田十輝を垣間見たので、この感動を誰かに伝えたくて書く。 虚実皮膜をゆく花田十輝 現在は、けいおんやらシュタインズ・ゲートやらで原作ファンの反感を買わずに、面白く、まともで、奇をてらったことをしない脚本家として認知されつつある花田十輝。 しかし、彼はもともとロックで暴力的で人を驚かすことに注力しているような脚本家であった。 アイドルマスターゼノグラシア、花右京メイド隊 La Verite、H2O -FOOTPRINTS IN THE SAND-、宇宙をかける少女、かしまし 〜ガール・ミーツ・ガール〜…… これらの作品は原作ファンの反感を買い、驚きに満ち満ちていて、物語の整合性なんかより視聴者に挑戦状を叩きつけることを主目的としていた。 ゼノグラシアでは原作を大幅に改変し、巨大ロボットとアイドルたちの三角関係を描いて反感を買った。 作品終盤では、巨大ロボットが元カノに「