【ニューヨーク=蔭山道子】米カリフォルニア州立大学は20日、来年1月に始まる春学期の新入生の受け入れをほぼ凍結する方針を明らかにした。州財政の悪化で補助金が減っているため。米国留学を検討する日本人学生などにも影響を与えそうだ。同大は例年、1月に始まる春学期には編入生を中心に1万6千~1万8千人を受け入れてきた。だが来春の受け入れは州内の公立2年制大学から編入生数百人に限る。補助金の削減が続く場
【ニューヨーク=蔭山道子】米カリフォルニア州立大学は20日、来年1月に始まる春学期の新入生の受け入れをほぼ凍結する方針を明らかにした。州財政の悪化で補助金が減っているため。米国留学を検討する日本人学生などにも影響を与えそうだ。同大は例年、1月に始まる春学期には編入生を中心に1万6千~1万8千人を受け入れてきた。だが来春の受け入れは州内の公立2年制大学から編入生数百人に限る。補助金の削減が続く場
東京大学が「9月入学への移行」を急ピッチで進めようとしている。その目的の1つが、グローバル化なのだそうだ。 グローバル化は、日本の企業が盛んに進めてきたことである。当初は海外への展開を指す言葉として用いられたが、次には会社の仕組みそのものを、日本的から脱してグローバルスタンダードにもっていこうとして多用されるようになった。 ただし、日本企業のほとんどがグローバルスタンダード化、つまりアメリカナイズされたかといえば、そんなことはない。社内会議の公用語を英語にしたところもチラホラあるようだが、それが主流になっている状況ではない。 「外資系になっても英語の勉強は必要なかった」 かつて日本の3大証券会社の一角を占めていた日興證券は、シティグループとの資本提携などを経て、2001年に日興コーディアルグループとなった。さらに2006年12月、粉飾決算が明るみに出て危機となり、シティグループが日興コーデ
卒業生に起業家は少なく、投資銀行の予備校に成り下がったハーバード・ビジネススクールで本当のリーダーシップは鍛えられるか? 過去に学ぶことで未来は切り開かれるのか 学長の意外な悩み 今回から数回にわたり、リーダーシップ教育について考えてみたい。世界に冠たる“リーダーシップ教育”と言えば、「ハーバードビジネススクール」を想起される方も多いのではないか?ビジネスの士官学校と言われるハーバード・ビジネススクール。今回はここで行われているケーススタディについて考えてみたい。 ハーバードビジネススクールは、ロバート・マクナマラ元米国務長官、ジョージ・W・ブッシュ前大統領、ハンク・ポールソン元米財務長官、マイケル・ブルームバーグNY市長ら多くの政治家を輩出している。今回の米大統領選で共和党候補最右翼、ミットロムニー元マサチューセッツ州知事も卒業生である。 一方、起業家の輩出は意外に少ない。本校にてノリエ
政府は2日、少子化社会対策会議を開いて今国会に提出する子育て支援改革法案の骨子を決めた。それによれば、幼稚園と保育所を一体化する「総合こども園」を2015年度をめどに創設し、全国の幼稚園と保育所をこれに移行する予定だ。今回の法案は「待機児童を解消する」とうたっているが、これで問題は解決するのだろうか? 幼稚園と保育所がそれぞれ文部科学省と厚生労働省に管轄され、ばらばらの制度で運営されている現状については、かねてから批判が強い。特に保育所については、申し込んでも入れない待機児童が全国で5万人近くおり、潜在的には80万人の超過需要があるともいわれる。今回の法案では、これに対応するため小規模な保育室や「保育ママ」にも公費を投入し、株式会社や非営利組織(NPO)にも参入を認め、保育の定員拡大を目指すという。 しかしこども園は全面的に規制され、保護者は市町村に希望するこども園を申請する。保育料金は保
9月入学が話題になる東大。グローバル化への大きな一歩である。とはいえそれは「5年後を目途として」である。このスピード感のなさにはズッコけてしまう。しかし、実は東大はとっくの昔にグローバル化に向けて始動している。今回から数回にわたり、既に始まっている世界に先駆ける東大の挑戦について取り上げたい 第一回の今回は東大EMPである。EMPとはエグゼクティブ・マネジメント・プログラムの略である。世界のEMPを経験してきたものとして言わせてもらえば、東大のEMPは世界最先端のものだと思う。個人的な話で恐縮だが、私はオックスフォード大学、スタンフォード大学、ハーバード大学でこのEMPなるものを経験している。これら世界の一流校でのEMPとは経営幹部候補生に総合的な管理者教育を与えるものだ。 共通しているのは短期でかなりの高額であること。参加者の目的は、人脈獲得と最新の経営課題についての知見獲得。人脈は魅力
福原 慶應大学を退学してまで留学しようとした、いきさつを教えてください。 熊平 慶應大学に入って間もない頃に参加した、ハーバード大学のファウスト学長の来日歓迎パーティーでのスピーチが留学を意識するきっかけでした。 「大学の学部教育は、学生が卒業後利用する学歴のためだけではなく、各々にとって有意義な人生を生きるために必要なツールを提供するためにある」という言葉に感銘を受けました。 調べてみると、米国の学部は、リベラルアーツと呼ばれる教養学部で、膨大なインプットとアウトプットを通して基本的な物事の考え方を学生に叩き込んでいくのだと分かったのです。既存の秩序が崩壊していく中で活躍するには、自分の実力を鍛えられる米国の大学が理想的でした。 福原 日米両方の大学で学んだ訳ですが、最大の違いは何だとお考えですか? 最初はいろいろとカルチャーショックもあったのではありませんか? 熊平 教授が学生からも学
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く