アメリカ海軍は、神奈川県の横須賀基地を拠点とする空母「ジョージ・ワシントン」など2隻の原子力空母を西太平洋に展開させていることを明らかにしました。 2隻の空母をこの海域に同時に展開させるのは異例で、中国の動きをけん制するねらいがあるとみられています。 アメリカ海軍第7艦隊は、1日、横須賀基地を拠点とする「ジョージ・ワシントン」と、アメリカ西海岸を拠点とする「ジョン・C・ステニス」の2隻の原子力空母を、西太平洋に展開させていると発表しました。 2隻はそれぞれ、イージス艦など複数の艦艇とともに活動しているということです。 西太平洋地域では、先月下旬、中国が初めての空母を正式に配備したほか、沖縄県の尖閣諸島周辺で日本の領海を侵犯するなど活動を活発化させています。 アメリカ海軍が2隻の空母をこの海域に同時に展開させるのは異例で、中国の動きをけん制するねらいがあるとみられています。 第7艦隊は「西太