『テルマエ・ロマエ』内で「平たい顔族」と称されて登場する日本人の代表として、中村憲剛、楠神順平の両選手が実際に銭湯で自画像を描いた 今、銭湯業界で川崎フロンターレが話題になっている。 川崎のプロモーション部の部長・天野春果が提案したオフシーズン企画、『いっしょにおフロんた~れ』の活動によって、川崎における銭湯の利用者が増えているからだ。銭湯業界はこの取り組みに感謝し、今年6月の全国浴場組合の会合に、天野が講演者として招待されることが決まっている。 天野は照れくさそうに言った。 「全国から集まった銭湯関係者、500人くらいの前で講演をしてほしいと頼まれまして。インターコンチネンタルホテルでやるらしいんですよ。すごいことですよね(笑)」 バナナ販売や算数ドリルの取り組みで知られるアイデアマンの天野が、『いっしょにおフロんた~れ』をスタートさせたのは、2010年12月のこと。オフ期間の「オフ」、