天童市の老舗氷店が渾身のかき氷開発 2013年06月08日 14:30 天童高原の夏の名物として販売するかき氷 (クリックで拡大表示します) 天童市の老舗氷店が職人ならではの技を生かした渾身(こんしん)のかき氷を開発した。高品質の氷を薄く削りだすことで口溶けに優れ、頭がきーんと痛くなりづらいのが特徴。天童高原のレストラン「はんぐりぃ634」で9日、販売を始める。 手掛けるのは創業103年の赤塚製氷(赤塚弘実社長)。水を動かしながら48時間かけて凍らせることで、空気が抜けて透明度が高まり、溶けにくい氷になる。「氷がおいしいのは溶け始めの瞬間」と赤塚社長。職人の目で判断したベストのタイミングで氷を使う。大きな氷柱の面から削った氷は、かんなで木を削ったように薄く仕上がり、舌に乗せただけで溶ける。 天童高原は本年度から市直営となり、レストラン運営を受託する同社が夏場の目玉商品にしようと企画。提