2月23日の富士ゼロックススーパーカップが終了し、いよいよ3月2日の開幕を待つばかりとなった今年のJリーグ。その前に、Jの4クラブがチャレンジすることになるのが、ACL(アジアチャンピオンズリーグ)だ。今年はJ1の上位3チーム(サンフレッチェ広島、ベガルタ仙台、浦和レッズ)と天皇杯優勝の柏レイソル、合計4チームがアジアでの戦いに挑む。このうち、広島と仙台の初戦はホームゲームだが、浦和と柏はアウエー。その対戦相手は、前者は広州恒大、後者は貴州人和、いずれも中国スーパーリーグ所属である。 恒大は2年連続の中国チャンピオンで、昨シーズンは2冠を達成するとともに、ACLでは柏とFC東京をホームで撃破し、初のベスト8進出を果たした。スーパーリーグ随一の金満クラブとしても知られ、年俸11億円といわれるダリオ・コンカ、パラグアイ代表のルーカス・バリオス、そして指揮官に元イタリア代表監督のマルチェロ・リッ