デジタル化するとデータが膨大になりますが、新しい整理法を実行に移す際は、過去のデータを精密に分別するのはやめた方がいいです。 何か「上手な整理の方法」を思いつくと、その方法に沿って整理したくなるということがあると思います。iTunesの中身や写真、自炊した雑誌、Gmailの連絡先、Evernoteの中身……。整理する対象は何でもいいのですが、上手な整理法を考えたなら必ず「今から未来のデータだけ」か、せいぜいここ1カ月以内に入手したデータから始めるといいです。過去分はアーカイブして「将来の課題」としましょう。 なぜこんな話をするのかというと、最近、家計簿に関する質問をいただいて仰天したからです。「佐々木さんは、収支を全部1円単位で記録して、残高との差異がないようにしているそうですが、過去分も全部そうするべきですか?」との質問です。確かに私自身、小学校1年生の時からお小遣い帳をつけていて、当時
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