この連載では、Facebookを中心とした「ソーシャルメディア」を企業でどのように導入するかをテーマにしている。前回は「Facebookを社内活性化に使う」というテーマで説明した。 最終回も、これに関連して、ソーシャルメディアと人間関係、特に「上司と部下の関係」「良いチーム」について説明する。これまでこの連載では、社内が“ソーシャル化”できていない企業がFacebookを業務に活用しようとしても結局はうまくいかないことを述べてきた。 実際、「上司を友達登録したくない」「部下に友達申請しにくい」といった話はよく聞く。社内の人間関係が悪くない場合でも、こうしたことは往々にして起こり得るため、ソーシャルメディア社内活用のハードルとなっている。 いわんや、社内の人間関係が悪い場合は、最悪である。ソーシャルメディアは増幅効果を持つ。ダメな関係は、よりダメな関係になり、組織や上司、部下個人をもダメにす
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