デジタルデバイスの画面で紙のようにページがめくれるあの動きを、アップルが特許取得しました。 米国特許商標庁(USPTO)から承認された「ディスプレイ・スクリーンまたはその一部で動作するアニメーションGUI(D670,713)」と題する特許で、アップルは冒頭画像のようにページがめくれる意匠特許を取得。 この特許はあくまで「見せ方」に関するものなので、電子書籍リーダーなどに実装されているページめくり機能そのものを制限するわけではありません。ただし端末各社は、ページ下部のコーナーからめくれる動きを上部のコーナーからめくれるようにするといったアニメーションのデザイン変更を余儀なくされそうです。この特許は電子書籍やメモのようなアプリに限定されているわけではないというのも、一つのポイントかもしれませんね。 米Gizmodoのライマー記者は「特許を取得するまでもない内容なのでは?」と懐疑的な見解を示して
アップルの新特許は本当に静かなマナーモード、うるさくないようにバイブを調整する機能あり2012.11.19 22:00 そうこ 静かにブブブブブ。控えめにガタガタガタガタ。 せっかくマナーモードにしていても、テーブルなどの固い物の上に携帯を置いていると、バイブの振動でガタガタうるさいですよね。下手すりゃ着信音よりも大きな音がしますもの。アップルが特許申請したシステムはこの問題を解決するものです。 これは、iPhoneに内蔵されているマイクと加速度メーターを使い、バイブによって生じる音を察知し、あまりにその音が大きい場合は自ら調整して振動を小さくする、というもの。なんて賢いのでしょうか。なにより、すでに内蔵されているハードウェアを使用してできるのがいいですね。 [US Patent & Trademark Office via Apple Insider] そうこ(Andrew Liszew
まもなく陪審員の判断が下る——。 Apple対Samsungの特許侵害をめぐる米カリフォルニア州での裁判だ。 「SamsungがAppleの製品をパクッたのが事実だとして、それをいったい誰が気にするというのか」——そんな見出しのコラムが8月20日、Havard Business Reviewに載った。「草葉の陰にいる誰かさんが目にしたら、思わず激怒して生き返ってくるのではないか」と思わせる、そんな立派な釣りタイトルのブログ記事である。 書いたのはJames Allworthという人物。私にはほとんど馴染みのない名前だったが、著者プロフィールを見ると『How Will You Measure Your Life?』の共同執筆者とある。同書は『イノベーションのジレンマ』で著名なClayton Christensen教授の最新刊。おそらくChristensen教授の教え子か助手のような立場なのだ
黒い法服に真珠のネックレスを着けたルーシー・コー判事(43歳)は、米連邦地方裁判所の判事らしく、厳粛で思慮深い雰囲気を持っている。カリフォルニア州裁判官を務める米ハーバード大学卒の元連邦検事は、シリコンバレーの法律事務所のパートナーとして技術特許に関する訴訟を手がけた経験を持つ。真面目な彼女だったが、2011年6月にサンノゼで開かれた審理では、目の前で小競り合いを繰り広げる弁護士たちをからかわずにはいられなかった。 「前回あなた方がここに来た時、確か取引関係があると言っていましたね。具体的な数字は忘れてしまいましたが、800万ドル(約6億4000万円)でしたか。それとも80億ドル(約6400億円)でしたか」とコー判事は尋ねた。 ハロルド・マケルヒニー弁護士が「70億ドル(約5600億円)を超えていたと思います」と答えた。これは、同弁護士のクライアントである米アップルが、この裁判の相手である
最新記事(inside out)へ | 年と月を指定して記事を読む(クリック!) / 2001/ 2002/ 2003/ 2004/ 2005/ 2006/ 2007/ 2008/ 2009/ 2010/ 2011/ 2012/ 2013/ 2014/ 2015/ 2016/ 2017/ 2018/ 2019/ 2020/ 2012年4月 を読む << 2012年5月 を読む >> 2012年6月 を読む 特許文献を根拠として書かれている『iPhone/iPadに込められた「見えないデザイン」』(日経BPネット)という記事を読みました。こうした「特許を根拠に書かれた」記事の真偽はとても怪しい(間違っていることの方が多い)と思っています。 まず、特許(出願)書面に書かれたことは「そこに書いてあることが正しい」とは限りません。 たとえば、わかりやすいあたりで、特許公開平7-136207「感度
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く