小保方さんがやったような、論文の剽窃や捏造は、これまでも科学の世界でちょくちょく起きてきた。たいていは、それほど重要なものでもないんだけど、たまにびっくりするような重要な研究が、実は捏造だと解って大変な騒ぎになることもある。
これは明らかに、小保方さんという、一人の未熟な研究者がやらかしちゃたというだけの、小さな問題じゃないんだよね。日本の今の、これからの科学のあり方にも関わる大きなできごとで、色々な側面から語られるべき問題なんだと思う。
福島県沖 原発事故後、魚介類が激増 マダラ10倍超 生態系への悪影響懸念 北海道・函館の学会 (03/31 21:24、03/31 21:29 更新) 東京電力福島第1原発事故で漁業が制限されている福島県沖で、魚介類の数が事故前よりも大幅に増えているとする福島県水産試験場の調査結果が、函館市内で開催中の日本水産学会春季大会で報告された。操業自粛や出荷規制の影響とみられ、主力魚種のマダラは事故前の10倍超となった。同試験場は、このまま増えすぎると生態系に何らかの影響を及ぼしかねないと指摘した。 調査は、2011年3月の原発事故前の3年間に沖合底引き漁船が漁獲した魚介類の量と、事故後の12~13年に行われた試験操業などの実績を調べ、1時間当たりの量を比べた。 その結果、事故後の漁獲量は1時間当たり233キロと震災前の3・1倍に。このうちマダラが134・5キロを占め、震災前の実に10・9倍に増え
2014.04.04 エネルギー基本計画の案が自民党と公明党の協議を経て、自民党の資源エネルギー調査会に提示された。 その議論は以下の通り。 河野太郎 「はじめに」の福島に関する記述を落とすのはおかしい。復興本部長はどう考えているのか。 核燃料サイクルはできないのに、なんでも竣工、なんでも推進になっているではないか。 青森をはじめ立地自治体のことを考えれば、暫定保管をまずやらねばならない。 でたらめな3.6兆円の試算を載せたり、原発停止が貿易収支の最大の原因だというような記載を入れたり、原発が準国際エネルギーであるかの記述を入れておいて、最後のほうに「客観的な情報提供」をうたうのは、というのは何を考えているのか。 もんじゅがだめだから高温ガス炉なるものを突然入れてきたのは予算確保のためというのが見え見えではないか。 細田健一 ひな壇のメンバーに一任する。 原子力は将来にわたって必要で、もん
礫川全次〈コイシカワ・ゼンジ〉のコラムと名言。コラムは、その時々に思いついたことなど。名言は、その日に見つけた名言など。 ◎高堂国典、老人役で無言の名演技 昨日の続きである。中村登監督の映画『我が家は楽し』(松竹、一九五一)で、植村家に「三番目」に起きる事件は、家主からの立ち退き要求である。 一家が住んでいる家は借家で、家主は隣家の金沢老人。これを演じるのが、名優の高堂国典〈コウドウ・クニノリ〉である。家主の親戚を、ここに住まわせるということで、急に立ち退かざるを得なくなったのである。 引っ越し荷物をまとめ、いよいよ明日は家を明け渡すというその日になって、意外な展開となり、そのまま、ラストに向かう。まだ、この映画を見ていない人のために、具体的な話は避ける。だだ、最後の「意外な展開」には、様々な伏線が張られていて、この展開は、それほど意外ではない。なお、その伏線のひとつは、「犬」である。今後
ノーベル賞受賞者の野依良治理化学研究所理事長。独法化して理研が成果主義に陥ったことが「小保方問題」の背景にあるという photo gettyimages 新型万能細胞「STAP細胞」論文で理化学研究所の小保方晴子ユニットリーダーの研究手法に不正があったとして、同研究所の野依良治理事長は4月1日、記者会見して謝罪、論文の取り下げを正式に勧告するなどと説明した。 「小保方問題」は起こるべくして起きた 同時に小保方氏の処分も検討するという。論文の共著者である笹井芳樹氏(理研発生・再生総合研究センター副センター長)と若山照彦氏(山梨大学教授)については、研究不正は認められなかったとした。 理研の対応を見ていると、小保方氏個人の「不正」として片付けようとしているように映る。果たしてこの問題は、有識者らが指摘しているように小保方氏の研究者として
言うこと聞かないと「気合」。県史も認める佐渡金山の朝鮮人強制労働、その痕跡を歩く 世界遺産登録へ「負の歴史」をどう説明するか
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