中国で共産党員の汚職などを調査する組織の幹部が記者会見し、この10年間で464万人余りを汚職などで摘発したと明らかにし、今後も取締りを徹底する考えを示しました。 中国の習近平指導部は発足以来、汚職撲滅に力を入れていて、16日から始まった共産党大会にあわせて、党員の汚職などを調査してきた中央規律検査委員会が17日、この10年間の成果を発表しました。 それによりますと、汚職による規律違反などで摘発したのは464万人余りにのぼったということです。 会見した中央規律検査委員会の肖培副書記は「規律を厳しくただすことを堅持して、反腐敗闘争の持久戦に断固として打ち勝つ」と述べ、引き続き、党や政府の幹部らの汚職を徹底して取り締まる考えを示しました。 習主席が党のトップに就任して以降、過去の最高指導部のメンバーや次の世代のリーダー候補とみられた幹部らが相次いで摘発され、汚職撲滅の取り組みは習主席の権力基盤の
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