7年前、福岡県内の歯科医院で2歳の女の子がむし歯の治療後に死亡した事件で、当時司法解剖し鑑定書を作成した医師が「麻酔治療が必要なむし歯は1本もなかった」と証言しました。事件をめぐっては歯科医院の院長…
1980年代にホットドッグ店で働いていたときの同僚になりすましてその後の人生を送り、病院のシステム管理者にまでなっていた男に対して、有罪判決が出されました。この男によってなりすましの被害に遭った男性は、「なりすましを行っている」として逮捕された上に、自分が本人だと主張を続けたため刑務所と精神科でほぼ2年も過ごすことになりました。 Northern District of Iowa | Former Hospital Administrator Pleads Guilty in Identity Theft Scheme That Spanned Three Decades | United States Department of Justice https://www.justice.gov/usao-ndia/pr/former-hospital-administrator-plead
■「紅麹」サプリ摂取の5人死亡 221人入院小林製薬が工場の床にこぼれた材料を使って、食品向けの「紅麹原料」を製造していたことがわかりました。 小林製薬をめぐっては紅麹原料を使った「紅麹コレステヘルプ」を摂取した人に腎疾患などの症状が相次ぎ、これまでに5人が死亡し、221人が入院しています。 ■「床にこぼれた材料」使い食品向けの「紅麹原料」を製造 原料の一部からは青カビからつくられ毒性があるとされる「プベルル酸」が検出されており、小林製薬は先月、原料を製造していた大阪工場に立ち入り検査を実施しました。 小林製薬によると、大阪工場では去年、機械の蓋を閉め忘れたことで床にこぼれた材料を使って、食品向けの紅麹原料を製造していたということです。 小林製薬は去年5月、こぼれた材料を使った紅麹原料120キロ分を納品しましたが、その翌月、119キロを回収したということです。 また、材料を培養するタンクを
台湾の次の副総統の蕭美琴氏が3月にチェコを訪問した際、現地の中国大使館の関係者が蕭氏を尾行したと報じられ、台湾外交部は「チェコ側が調べている」と明らかにしました。 これは、チェコのシンクタンクの関係者が現地メディアの報道を旧ツイッターのXに投稿した内容などをもとに、台湾の複数のメディアが、6日に報じたものです。 それによりますと、先月、チェコを訪問した蕭氏の車列が、空港から首都プラハの中心部に向かっていたところ、1台の車が尾行したということです。 この車は、途中の交差点で赤信号を無視して交通事故を起こしかけたため、警察が停止させ、運転していた人物が中国大使館の軍事部門に属していることが分かったということです。 この報道について、台湾外交部は、6日夜コメントを出し「現地の代表処を通じてチェコ当局に照会し、チェコ側が調べている」と明らかにしました。
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アンゴラの首都ルアンダ(2023年3月3日撮影、資料写真)。(c)LUDOVIC MARIN / AFP 【3月15日 AFP】アフリカのアンゴラで、魔女でないことを証明するためと称して草のエキスを飲まされ約50人が死亡した。現地当局と警察が14日、明らかにした。 国営ラジオの取材に応じた地元議員のルジア・フィレモネ氏によると、事件は1月から2月にかけて中部の町カマクパ(Camacupa)付近で発生した。 トラディショナルヒーラー(民間治療師)が「魔術を使えるかどうかを確かめるため」と称して、50人以上にエキスを飲ませたという。 ポルトガルの植民地だったアンゴラはカトリック教徒が多いが、教会が強い反対にもかかわらず、農村部の一部では今も魔術信仰が根強い。 警察は50人の死亡を確認。警察の担当者は国営ラジオに対し、「魔術信仰が原因で、毒物を飲ませる行為が広く行われている」と説明した。 アンゴ
米デルタ航空の旅客機=オランダ・アムステルダム近郊のスキポール空港/Marcel Antonisse/EPA/Shutterstock/File (CNN) 米デルタ航空が運航するオランダ発米国行きの旅客機が、離陸後間もなく出発地に引き返すハプニングがあった。原因は、乗客の上に落下したウジ虫だったと伝えられている。 13日にオランダのアムステルダムから米ミシガン州デトロイトへ向かっていたデルタ航空133便は、出発から1時間後に方向転換してアムステルダムのスキポール空港へ引き返した。デトロイトのテレビ局FOX2(WJBK)によると、頭上の荷物棚から乗客の上にウジ虫が落ちてきたことが原因だった。 同局が話を聞いた乗客の男性フィリップ・ショッテさんは、隣の座席の女性の上に、10数匹のウジ虫がいるのを見たと証言する。 「女性はパニック状態で、ただウジ虫を払い落とそうと必死だった。私は何を考えていた
都内に住む夫婦が4歳の次女に有害な化学物質を摂取させて殺害したとして逮捕された事件で保育園に通っていた次女は夜間もたびたび保育施設に預けられていたことが捜査関係者への取材でわかりました。 服や体が不衛生なときもあり、警視庁は育児放棄が常態化していた疑いがあるとみて調べています。 夫婦のうち父親は容疑を否認しているということです。 東京・台東区の会社役員、細谷健一容疑者(43)と妻の細谷志保容疑者(37)は去年3月、次女で4歳だった美輝ちゃんに対し、車の不凍液に含まれる有害な化学物質、「エチレングリコール」などを摂取させて殺害したとして、14日逮捕されました。 調べに対し、健一容疑者は容疑を否認し、志保容疑者は黙秘しているということです。 これまでの調べで、2019年に母親による心理的虐待があったとして、児童相談所がほかのきょうだいとともに一時保護していたことやおととしには複数回あざなどが見
医療過誤を含む複数の医療事故に関与して2021年8月に赤穂市民病院を依願退職した40代男性医師を採用した医療法人医誠会(大阪市北区)が5日、必要な透析治療を行わずに患者を死亡させたとして、遺族から慰謝料など約4960万円の損害賠償を求める民事訴訟を起こされた。 訴状によれば、同医師が「入院理由の確認を怠った」ことなどで患者への透析治療が実施されず、入院から4日後に死亡したという。 訴状などによると、死亡したのは大阪府内の男性(当時90歳)。腎臓に慢性的な疾患があり、同法人が運営するクリニックで週3回の人工透析を受けていた。透析予定日だった昨年1月7日、新型コロナ検査で陽性となり、クリニックと同系列の医誠会病院(大阪市東淀川区、当時)の救急外来に搬送された。 クリニックからは患者が透析を必要としている旨がファクスで送られていたにも関わらず、初期対応した同医師は「どういう適応で入院との判断とな
山口県内のJRの2つの路線で7日から8日にかけて、レールのつなぎ目に取り付けられている金属製のケーブルが相次いで切断されているのが見つかり、一時、運転を見合わせるなどの影響が出ました。JRの関係者によりますと、切断されたケーブルは100本以上にのぼるということで、警察はJRから通報を受けて調べを進めています。 JR西日本によりますと、8日午後7時20分ごろ、山口市内にあるJR宇部線の阿知須駅の構内で、レールのつなぎ目に取り付けられている「レールボンド」と呼ばれる銅製のケーブルが複数か所で切断されているのが見つかりました。 ケーブルはレールに電流を流すために設置されていますが、レールに固定されている両端の部分が切断され、持ち去られていたということです。 ケーブルの復旧作業を行うため、JR宇部線は新山口駅と宇部駅の間で終日、運転を見合わせました。 山口県内では7日と8日にも、JR山陽本線で線路
7日夕方、群馬県伊勢崎市の公園で、7歳の小学生から大人まで合わせて12人が次々と、犬にかまれ、ケガをしました。かんだ犬は体長約130センチの「四国犬」で、すでに確保され、飼い犬だったことが明らかに。取材に応じた飼い主が、語ったことは――。 7日午後10半ごろ、犬の飼い主が私たちの取材に答えました。 犬の飼い主 「大変、世間に迷惑をかけまして、申し訳なく思っています。まさか脱走するとは思いもよらなかったので、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです」 「犬の種類は『四国犬(しこくけん)』という犬なんですけど。夜は中にいます。昼間は外にだしたり。基本的には、今回の犬は、犬舎の中にいるんですけど」 ――逃げ出せるような状況だった? 「いや、塀も高いですし、絶対、逃げ出せない状態だと思ってはいたんですが…実際に逃げ出した訳なので、監督不行き届きで申し訳ありません、本当に」 ◇ 閑静な住宅街で起きた、1
自民党安倍派の総会を終え、記者会見の冒頭で経緯を説明する世耕弘成前党参院幹事長=東京都千代田区の同党本部で2024年1月19日午後8時32分、北山夏帆撮影 自民党安倍派「5人衆」の一人、世耕弘成・前参院幹事長は19日夜、記者会見し、安倍派の政治資金パーティー裏金事件を巡る自身の政治資金収支報告書不記載について「秘書が私に報告しないまま、政治資金収支報告書の簿外で管理していた還付金について受領していたことを把握することは残念ながらできませんでした」と釈明した。その上で「私の管理監督が不十分だったという指摘は否定できない」と監督責任を強調し、「国民の皆様の政治不信を招き、関係者に多大なご迷惑をおかけしていることについて、心からおわびを申し上げたい」と陳謝した。 5年間の不記載額は1542万円だったと説明。2012年に安倍内閣で官房副長官に就任して以降、経済産業相、参院自民幹事長など「大変責任が
スウェーデン・イエーテボリで起きた爆発の現場で規制線を張る警察官(2023年8月31日撮影)。(c)Adam IHSE / TT News Agency / AFP 【1月20日 AFP】スウェーデン東部ウプサラ(Uppsala)の集合住宅に住む教師のトーマス・セルバンさんは、昨年9月のある夜、建物内部で鳴り響く銃声で目を覚ました。同国で急増しているギャング間の抗争がすぐ近くで起きたのだ。 これまで比較的治安が良かったスウェーデンでは近年、暴力事件が多発している。「子ども兵」による処刑スタイルの銃撃事件が発生し、建物が爆破され、報復のために家族が狙われるケースも起きている。 ウルフ・クリステション(Ulf Kristersson)首相は、「欧州でこれほどの事態が起きている国は他にない」とし、ギャング犯罪の根絶を表明。現行法ではギャング間抗争や子ども兵は適用外だとして、法改正を行う考えを示し
「英国史上最大の冤罪」をもたらした「富士通の勘定システム」 富士通がいま「英国史上最大の冤罪えんざい事件」の責任を追及されている。 富士通の英子会社が納入し、英国郵政の旧ロイヤルメール(2012年の民営化後にポストオフィスと改称)で2000年より使用されている勘定系システム「ホライズン」に、重大な欠陥があった。 この欠陥により、実際には郵便局の口座に現金があるにもかかわらず、「現金が不足している」と誤って表示されるという重大なシステムトラブルが15年以上も続いていた。 このシステムトラブルに気づかず、民間委託郵便局長ら736人が不足分の現金を横領したなどの疑いをかけられるという、巨大冤罪事件に発展。236人もの元局長が無実の罪で投獄され、少なくとも4人が自殺したという。 約278億円もの補償金を支払っている 訴追を逃れるために当局と取引を行い、ありもしない罪を認めた人もいる。 一方、有罪判
去年、東京 新宿区の交差点で、ペダルをこがなくても電動のモーターなどで走行できる「ペダル付き原動機付き自転車」に乗っていた24歳のアルバイトの男性が、赤信号を無視して自転車の高齢者と接触し、大けがをさせたなどとして、無免許危険運転傷害などの疑いで18日、書類送検されました。 書類送検されたのは東京 新宿区に住む24歳のアルバイトの男性です。 警視庁によりますと、去年7月、新宿区大久保の交差点で、ペダルをこがなくても電動のモーターなどで走行できる「ペダル付き原動機付き自転車」を無免許で運転したうえ、赤信号を無視して自転車の70代の女性と接触し、大けがをさせたなどとして無免許危険運転傷害などの疑いが持たれています。 女性は手の指の骨を折るなどの大けがをしました。 男性側は時速25キロほどのスピードが出ていたとみられ、「周りの人が乗っているから取締りを受けないと思っていた」と容疑を認めているとい
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