中世ヨーロッパに入浴の習慣はあります。 ないと言っている人は近世と勘違いしているか、中世の生活や文化に関する本をろくに読んだことがないかのどちらかでしょう・・・。 入浴については阿部謹也「中世を旅する人びと」が非常に詳しいのですが、初期には大きなタライのようなものに湯を張り、専用の部屋は無かったようですが、時代とともに専用の浴室が作られるようになったようです。 従って時代や地域、それぞれの家の事情によって異なるということになります。 お湯は普通に鍋で沸かして温度調整をしたうえで使ったようです。うろ覚えですが、一部の宮殿では隣接する部屋で湯を沸かし、そこから配管を使って給湯できるところもあったそうです。 中世ヨーロッパは上流階級はもちろんのこと、都市や農村にまで庶民向けの共同浴場があり、入浴文化は非常に発達していました。貧者救済の一環として貧困そうにも風呂が振る舞われたため、上から下まで風呂
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