AI・機械学習チームの池嶋 (@mski_iksm)です。 このブログはAI・機械学習チームブログリレー 10日目の記事です。 前日は鴨田さんによる「BigQueryのCronJob向けQAテストを自動化した話」でした。 2025年6月現在、MarkdownエディタのObsidianが注目を集めています。 これはLLM(大規模言語モデル)の活用が普及し、ObsidianとAIを組み合わせることで、単なるメモツールを超えた「知的業務アシスタント」として機能するようになった点が要因の1つと言えるでしょう。 従来のメモツールが「記録」に留まっていたのに対し、AIとの連携により「記録→検索→分析→洞察」という一連のワークフローが自動化されるようになりました。 この記事では、ObsidianとClaude Codeを組み合わせることで、情報の蓄積と活用がいかに改善しているか、そしてどうそれを実践して
どうもこんにちは Claude Codeを使っている人ならみんな感じてると思いますが、CLAUDE.mdでどれだけ緻密なルールを組んでも3ラリーくらいするとすっかり忘れてどんどん適当に動き出すというどうしようもない現象があります そのたびに「ルールを守ってください」と500000000回は打ち込みましたし、指摘し疲れて「/a」で「ルールを再確認してください」というカスタムコマンドまで組んで対処しているような状況でした この問題で難しいのが、「語尾を◯◯にして」だったりそういうしょうもないロールプレイはずっと守るわりに、「事前に確認を取って」とか「このルールで報告して」とかそういう挙動系のルールをすぐ忘れるという点です これをどうにか解決できないかなーと考えていたのですが、そもそもなぜ語尾ルールは守れるのか?という部分から答えを見つけるべきだと思い調査を開始しました なぜ語尾ルールだけは守ら
Anthropic、ワンクリックでローカルMCPサーバーをインストールできる「Desktop Extensions」をリリース Anthropicは2025年6月25日、Claude Desktop上でボタンをクリックするだけでローカルMCP(Model Context Protocol)サーバーをインストールできるパッケージツール「Desktop Extensions」をリリースした。 Desktop Extensions: One-click MCP server installation for Claude Desktop | Anthropic Local MCP servers can now be installed with one click on Claude Desktop. Desktop Extensions (.dxt files) package your
こんにちは、よしこです。 普段の開発にClaude Codeをフル活用する毎日です。 ただ、Claude Codeは検索があまり強くないので、なにか解決できないエラーや込み入った問題は別途ChatGPTアプリでo3に聞き、回答をClaude Codeにコピペする、というのが常でした。 もう二人で勝手に話してくれ〜って思いながら情報運搬職人をやっていました。 しかし!なんと今朝、OpenAI APIのo3 modelがWebSearchに対応したのです!! つまり、MCP経由でClaude Codeが直接o3に聞いて、o3がChatGPTのように検索しまくって推論して整理してClaude Codeに返してくれる時代が来たのでは… というわけでさくっとMCPを作ってみました。 中から検索込みでo3のAPIを呼ぶだけの、1ファイルだけのごく薄いMCPラッパーです。 API Keyと一緒に、推論と
Claude Codeの公式VSCode拡張が手動で追加できるようになったので、AWS CloudFormationテンプレートをClaude Code拡張経由で編集・デプロイまでやってみました。拡張機能のおかげで、右タブにClaude Codeのセッションが確立されたコンソールが作成されます。 Claude Codeの公式VSCode拡張が検索可能になったぞ おのやんです。 2025/5/28より、Claude Codeの公式VSCode拡張がリリースされております。こちらが拡張機能ストアで検索可能な形で公開されました。 Claude Code自体が登場した際は、VSCodeとの統合はベータ版でした。 VSCodeのshellでclaudeを立ち上げる際に、こちらの拡張機能が自動でインストールされる(参考:IDEにClaude Codeを追加する - Anthropic)という特性上、一
はじめに 七尾百合子さん、お誕生日 91日目 おめでとうございます! nikkieです。 「Code with Claude」アーカイブから「Mastering Claude Code in 30 minutes」視聴ログの後編です。 目次 はじめに 目次 まとめ(再掲) Mastering Claude Code in 30 minutes Give Claude context Work with your team keybindings (19:00) Scripting Claude Multi-Claude (22:50) 感想 P.S. みんなClaude Codeへ まとめ(再掲) 時間を捻出してご自身で見るのをおすすめします。 Claude Codeを使っていないユーザ向けに段階的に使う方法が紹介された 紹介されたプロンプトから、Claude Codeとの開発は私が思って
ざっくりと書いて行く 前提Claude Max Plan $200Anthropic API Rate limits Tier 4Claude CodeClaude Max Plan $200 を契約VS Code から利用/model opus を指定色々試してみた。 Redux から Zustand への移行React Compiler への適用を含むx86_64 上での arm64 クロスコンパイル対応C++ で書かれたサンプルコードの Python ポーティングC++ で書かれた Python ライブラリのセグフォ修正とテストC++ で書かれた Python ライブラリの各種デコーダー実装Opus デコーダーの実装とテストOpenH264 デコーダーの実装とテストlibaom のデコーダーの実装とテストC++ で書かれた Python ライブラリのサンプル実装自社ドキュメントの日
こんちには。 データ事業本部 機械学習チームの中村(nokomoro3)です。 今回はClaude Codeを徹底解説したいと思います。 本記事について 私は元々はCursorを使っており、Claude Codeは必要なのか半信半疑だったのですが、試してみた感じエージェントの挙動はかなり期待通りな印象です。実際にCursorではコード補完やCmd + Kをメインに、エージェント的な動きはClaude Codeやるように最近使い分けを始めています。 使用感は主観に寄るところも大きいので文面でお伝えするのは難しいですが、Claude Codeのことを少しでも知ってもらい多くの人に使ってもらるよう、一通りの使い方を記事にしました。 以下の内容で記載しており、盛りだくさんとなっております。 Claude Codeの基本的なセットアップ方法から解説 基礎的な使い方から応用(Permission、Gi
Oikonです。外資IT企業でエンジニアをしています。 この記事は、𝕏(旧Twitter)でまとめたClaude Codeが話題になっている理由のポストを清書したものです。 後で見た時に懐かしむために、備忘録的にまとめます。 Claude Codeとは Claude Codeの記事に興味を持って読みに来る人の多くは、現在のClaude Codeは何かをすでに知っていると思うので、少し過去に焦点を当てます。 2025年2月24日:Claude Codeプレリリース(Research Preview版) 2025年4月10日:Claude Maxプランの登場(まだClaude Codeは入っていない) 2025年5月1日:Claude CodeがClaude Maxプランで定額使用可能に 2025年5月22日:Claude 4 (Opus/Sonnet)発表 Claude Codeは2月にR
この記事『Clineに全部賭ける前に 〜Clineの動作原理を深掘り〜』では、Clineの内部構造について解説しました。今回は、その中でも最近、特に注目されている機能の一つ、MCPについての概要、ならびにCline内部での実装方法について詳しく掘り下げていきます。 そもそもMCPとは MCP(Model Context Protocol)はClineやCursorなどといった、LLMを使用しているクライアントがMCPサーバーと連携するためのプロトコルです。広義的に、MCPとはそのプロトコルを使用したサービスのことを指します。 MCPサーバーとはクラウド上のサービスやローカルで立ち上げているサーバーなどのことです。LLMがこのサーバーと連携することで、Notionのファイル編集やSupabaseのデータベースクエリ、Cloudflareのステータスチェック、ローカルのファイル編集などが可能に
※本ページは、アフィリエイト広告を利用しています。 AIコードエディタのCursorってどうなの? エディタはテキスト編集にしか使わないけど役立つの? HTMLやCSSにもAIが役立つの? アプリ開発もAIでできるの? Gitとかは大丈夫? そんな疑問を解決してくれるCursorの入門書を紹介します。入門書とは言っても内容はかなり濃く、非常に役立ちます。 本書は本日3/19が、発売日! 表紙に既視感を覚えた人は、大正解! 本書は「Visual Studio Code完全入門」(紹介記事)「Docker&仮想サーバー完全入門」(紹介記事)「Notionプロジェクト完全入門」(紹介記事)のシリーズ最新刊、第4弾となる「Cursor完全入門」です。 ちなみに、表紙のイラストは「VS Code完全入門」と同一人物で、すこし成長した姿がイメージされています。以前はVS Codeを使用していたけど、最
ドナルド・トランプ大統領の就任式に出席するジェフ・ベゾス(左)、スンダー・ピチャイ(中)、イーロン・マスク(右)。Shawn Thew-Pool/Getty ImagesAIエージェントの台頭は、インターネットの世界を根本的に変える可能性がある。この技術は、巨大テック企業と消費者との関係に変革をもたらすかもしれない。AIエージェントは、コンテンツの消費、日々のタスクの整理、意思決定に変化をもたらすだろう。将来、あなたはBusiness Insiderのウェブサイトでこのコラムを読むことはできなくなるかもしれない。その代わり、あなた専用のAIエージェントが、生活をもっと楽に、より整頓されたものにするためにカスタマイズした毎日、コンテンツや提案、決定、行動のメニューの一部として読み上げてくれるようにだろう。 シリコンバレーは、生成AIのブームが3年目に入ってもなお勢いを増す中で、AIが単なるツ
3.7 sonnet → drawioが今のところベストな図の作成方法。特にdrawioにすることで修正ができることが従来との違い。パワポ作成やブログなどの際に図を多用できる。これはわかりやすくビジネスマン全員が使える組み合わせ。 https://t.co/GzZRYhgt1V pic.twitter.com/xmWryTqnk6 — 遠藤巧巳 - AIエージェント受託開発 (@ai_agent_dev) March 1, 2025 図の作成のベストは2025年3月時点ではClaude3.7 sonnetです。ChatGPT,Geminiでもできますが、クオリティが低いと人の修正時間が増えます。この図の作成クオリティのためだけにClaudeを契約しても良いと思います。 何が違う?これまでは図の作成はsvgで行うことが普通でした。しかしsvgだと人の修正ができないため、ほんの少しの違和感でも
これなに これを書いた後にClineが盛り上がってきたので、また書きたくなった。二番煎じをやめろ。 大枠では変わってないので軽めのTips集です。 前回から変わった点 一か月前(2025/2/3)に書いた時から状況が変わっている ハイブリッド推論モデルとして、Claude 3.7 Sonnetが公開(2/24) Clineのアップデート .clineignoreによる読み込み対象からの除外 @terminal, @gitによるコンテキスト理解の改善 MCP Marketplace mizchiさんの魂が震えた モデル選定(2025/03) 利用経験のあるモデルを主観的にランク付けしている。 Tier1(基本これでいい) Claude 3.7 Sonnet Tier2(サブ機) Claude 3.6 Sonnet Claude 3.5 Sonnet Gemini 2.0 Pro Tier3(
3月4日の公開以来、「Claudeやばくない?」「GPT-4を越えた」と、界隈で話題の「Claude 3」は、OpenAIの元メンバーによって設立されたAIベンチャー「Anthropic」が開発する最新の大規模言語モデル(LLM)だ。今回はChatGPTのライバルClaude 3の有料版を2週間ほどヘビーに使ってみて感じたことを、良い点と悪い点どちらも書いていきたいと思う。 Claude 3とは? 既報の通り、Claude 3はAnthropicが開発する大規模言語モデルの名称だ。 パラメーターのサイズなどが異なる3つのモデルがラインアップされている。 「Claude 3 Opus」は最も知能が高く、複雑なタスクでも最高のパフォーマンスを発揮する強力なモデル。APIやデータベースを介した複雑なアクションの計画や実行、インタラクティブコーディングなどの高度な活用が想定されている。 「Clau
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