台湾で、日本人2人を含む500人以上がけがをした火災で、台湾の消防当局は、当時、音楽イベントの開催中に色の付いた粉が大量にまかれ、粉末に引火する「粉じん爆発」を起こした可能性もあるとみて、現場検証を行うなどして当時の状況を調べています。 地元の消防当局などによりますと、20代と30代の日本人女性2人を含む、合わせて519人がやけどなどをして、手当を受けたということです。 音楽イベントでは、28個もの噴射装置を使って、客に向かって、色の付いた粉を大量に吹きかける演出が行われていました。 消防当局は、NHKの取材に対し、当時は細かい粉が大量に舞い上がり、空気中の濃度が、粉末に引火する「粉じん爆発」を起こしかねないレベルに達していたという見方を示しました。 そのうえで、消防当局は、噴射装置や照明機器などが火元となって粉に引火した可能性もあるとみて、現場検証を行うなどして当時の状況を詳しく調べてい