著名人に密着取材するテレビ番組などで、「思い出の飲食店」紹介シーンにしばしば遭遇する。 紹介されるお店の多くは、「辛かったときを支えてくれた飲食店」だ。 部活帰りに・・・とか、劇団のメンバーたちと・・・とか、売れなかったときに支えてもらって・・・とか。 私にとっての思い出のお店というと、いくつかあるなかのひとつに、中国ラーメン店の「揚州商人赤坂店」がある。 ご多分に漏れず、新卒入社した会社で体力だけで働いていたころ、よくお世話になっていた。 お昼もよくいただいていたのだが、思い出すのは深夜真っ只中のことばかり。 連日の深夜残業で弱ったとき、朝4時すぎまで煌々と輝いている店頭のライトがうれしかったなあ。 ラーメンといっても、いわゆる「チャーシュー・煮玉子・豚骨スープ」ではなく、さらさらっといただけるやさしいお味のラーメンが多い。 よく食べていたのは「野菜ラーメン」「トマ玉ラーメン」だったかな