Image by Nicolas Raymond 「米国シリコンバレーでいつか起業したい!」とおっしゃる方を多々お見かけするようになりました。ですが、長くとも1カ月ほどの滞在で日本へ帰ってきてしまう方がほとんど、という印象です。 理由は複数考えられるでしょう。たとえば一度日本で創業したあと、米国法人を立ててしまうと連結決算になってしまい面倒な税申告などに追い込まれてしまう追加業務が挙げられます。 創業前に自己資金でMVP検証までをおこなうのは日本でいいかもしれません。しかし市場に製品を投入する段階がみえてきて、かつ最初からシリコンバレーやニューヨークなど米国で法人設立を考えているのならば、はじめから米国創業するのがベターです。 「日本でビジネスをやりなおす」という選択肢を断つことで覚悟も決まります。投資家やチームメンバーから、日本への逃げ道を用意していない点は必ず評価されるはずです。 筆者