ソフトバンクは4月30日、2009年3月期の連結決算を発表した。売上高は2兆6730億円と前年同期比で約3.7%減少したが、営業利益は3591億円と4期連続で創業以来最高益を記録、前年同期比11%増となった。 2008年後半から開示を始めた業績予想は、結果的に3回の上方修正を行ったが、最終的な結果はそれをさらに上回った。会見を行った社長の孫正義氏は冒頭で、「ボーダフォンジャパンを買収して以来、モバイルインターネットの世界が着実に前に進んでいる。そして今回、借金を返せる日を明確に示せるときが来た」と、2兆円近い買収費用の返済のめどが立ったことを明らかにした。 端末販売台数の減少に伴う売り上げ減は狙いどおり 同社の売り上げの過半数を占める移動体通信部門(主にソフトバンクモバイル)の売上高は、1兆5547億円。2008年3月期の売上高は1兆6189億円だったので、前年同期比では微減となるが、減っ
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