中国からの廃食用油の大量流入に米業界団体が反発、関税引き上げ要求 Tarso Veloso、Kim Chipman バイデン米大統領が新たな対中関税の準備を進める中、米国の大豆業界団体は中国の使用済み食用油への関税の引き上げを要求している。バイオ燃料向けの米国産作物が不利な状況に置かれていると主張している。 カーギルやブンゲ・グローバル、アーチャー・ダニエルズ・ミッドランド(ADM)などで構成する米最大の大豆加工業界団体、全米搾油業者協会(NOPA)は現行の15.5%を上回る関税率を求めていると、週末に会員に送付した文書で説明した。文書はブルームバーグが確認した。 NOPAのケイリー・トゥカッツ・ブラー最高経営責任者(CEO)は電子メールで、廃食用油に追加関税が適用される可能性があるとのうわさに対応するために文書は送付されたと説明。NOPA会員は、電気自動車(EV)や太陽光発電など他のクリ