ここでは 実際に簡単なキャラクタデバイスをつくってみます。さしあたって、 open close read write に対応します。最初は無難に open・close から。徐々に増やしてきます。 ここでキャラクタ(型)デバイスとはなんぞや、ということです。 Linux ではデバイスはキャラクタ型とブロック型があります。 キャラクタ型が1バイト単位の細かい読み書きが可能なのに対して、ブロック型はブロックというデータの塊を単位に読み書きします。 ブロック型のデバイスは mount することでファイルシステムに組み込むことが可能で、またディスクキャッシュも働きます。 ただ、ちょっと難しいのでここではおいておきます。 実際にハードウェアを操作するときに、ブロック型の必要性があることはほとんどないと思います。 サンプルソースと実行例 まずはサンプルのソースと実行例から。 (ソースは例によって手抜き