参院財政金融委員会で答弁する日銀の黒田東彦総裁。右は麻生太郎副総理兼財務相=国会内で2020年3月18日午前11時54分、川田雅浩撮影 日銀の黒田東彦総裁は18日の参院財政金融委員会で、日銀が保有する上場投資信託(ETF)について、時価が購入時の価格を下回る「含み損」が現時点で2兆~3兆円生じていると明らかにした。株価が2月以降、大幅に下落しているためで、日銀の財務悪化につながる恐れがある。共産党の大門実紀史氏への答弁。 日銀は16日の金融政策決定会合で、ET… この記事は有料記事です。 残り117文字(全文282文字)