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  • ものぐさ将棋観戦ブログ : 森田芳光監督「の・ようなもの」の芹沢博文

  • ものぐさ将棋観戦ブログ : 森田芳光監督「ときめきに死す」の「谷川会長」

  • ものぐさ将棋観戦ブログ : 渡辺明のゴキゲン中飛車

    2014年02月24日18:18 カテゴリ渡辺明棋王戦 渡辺明のゴキゲン中飛車 少し前まで、渡辺明はゴキゲン中飛車のことを、気に入らない戦法、できれば自分の手で撲滅したい作戦(正確な表現は覚えていない)だと言っていたはずである。別に渡辺に恨みがあってこんな話を紹介しているわけではない。だから、渡辺が立て続けにゴキゲン中飛車を採用したのは当に驚きだった。 王位リーグの佐藤康光戦、王将戦の羽生善治戦、棋王戦の三浦弘行戦と三連続の採用だから気である。それではなぜか? 質的な理由は恐らく(特に後手番での)作戦の幅を広げようという事ではないか。やはり、竜王位を十年ぶりに失ったのが事実として大きく、渡辺も何らかの変化の必要を感じたのだろう。 渡辺は竜王を獲得した頃は、後手では横歩取りのスペシャリストだった。しかし、その後に二手目に△8四歩と指すようになり矢倉も角換わりも受けて立つ格居飛車正統派

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  • ものぐさ将棋観戦ブログ : 永瀬拓矢の羽生善治観

    2014年02月23日13:13 カテゴリ羽生善治 永瀬拓矢の羽生善治観 朝日新聞の観戦記、▲羽生vs深浦(観戦記 後藤元気)の中で、永瀬六段の興味深い話が紹介されていた。 朝日デジタル 「リード広がる 第72期将棋名人戦順位戦A級8回戦 第40局第5譜」 (朝日デジタル トップページ 会員登録すれば無料でこの記事も閲覧可能。) ( 永瀬六段による羽生評は、「直線的な将棋を意識され、完璧主義だと思います。すべての面でトップの存在であり、万能であるがゆえ棋風はほとんどないのではないか」。 そして「完璧主義だからトップに君臨できているのですが、その点が(勝負としては)狙い目だとも思っています」と加えた。曲線的と見られることが多い羽生将棋を直線的、また完璧であることが狙い目とは、面白い視点ではないだろうか。) 後藤記者指摘の通りに、羽生の将棋は曲線的だというのが一般的な見方である。それはアマチュ

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  • ものぐさ将棋観戦ブログ : 羽生結弦金メダル記念羽生善治関連つぶやき集

    2014年02月16日17:33 カテゴリ羽生善治 羽生結弦金メダル記念羽生善治関連つぶやき集 羽生(はにゅう)さん金メダルおめでとうございます。となると、当然?我らが羽生(はぶ)さん絡みでのネタつぶやきが出てきます。私の目にした範囲でちょっとだけ。いや、ネタでなくちゃんとしたつぶやきもまじっていますが。 と言うか最後のつぶやきだけは紹介したかったの。それだけです。 ごめんなさい、ごめんなさい。 羽生善治ニュース(はにゅう)@habu_news金メダルを獲得しました(冗談です)2014/02/15 04:31:23 shogitygoo @shogitygooそして、羽生さんには次の王将戦の挨拶で、「あっ、どうも金メダリストのはにゅうです。」とやって欲しい。2014/02/15 05:47:38 shogitygoo @shogitygoo(速報) ソチ五輪での羽生結弦の金メダル獲得を受け

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  • ものぐさ将棋観戦ブログ : 深浦康市の語る行方尚史のちょっといい話

    2014年02月19日19:56 カテゴリ 深浦康市の語る行方尚史のちょっといい話 今日の王将戦の感想に期待して来られた方々には申し訳ない。最近当ブログは観戦記を放棄してネタブログに方向転換しつつあるのだ。 それにしても今日の将棋は不思議だった。気が向いたら何か書くかもしれないし書かないかもしれない。 ニコニコ生放送の解説は深浦康市で、例によって面白エピソードを次々に開陳してくれたが、特に行方尚史について語る時が楽しそうだった。あっ、勿論羽生善治を唯一の例外とする事は言うまでもない。 まずは、行方の若い頃の「やんちゃ」なエピソードから。 深浦は既に棋士になっていて行方が奨励会三段の頃の話。深浦は、あくまで行方ではない他の奨励会員を迎えに行くためにパチンコ屋に向った。 そこに行方がいて、深浦を見つけると空っぽになった財布を見せると「いやぁ、全部すっちゃったす。帰りの交通費もないっす。」と泣き

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  • ものぐさ将棋観戦ブログ : 角を銀のように使った羽生善治

    2014年02月20日18:03 カテゴリ王将戦羽生善治 角を銀のように使った羽生善治 王将戦第四局では何と言っても羽生の▲7九角が印象的だった。 羽生陣は6八と5七に金がいて、角を7九に引いても二重に角道が止まっていて活用の目途が立たない。 しかし、終盤で結果的にこの7九の角は後手の攻めが詰めろになるのを防ぎ先手玉が左に逃げていく余地をつくっていた。 例えば振り飛車の金無双では2八の銀を3九にひいて左の守りを強化しつつ壁銀を解消して玉の逃げ道を確保する方法は一応ある事はある。 しかし、今回は角である。ニコ生解説の深浦康市は「羽生さんは、角をまるで銀のように使っていました。前代未聞でしょう。」と驚きを隠せなかった。 厳密には▲7九角のあたりでは羽生の方が苦しめで、羽生自身も得意の表現で「つまらない将棋にしてしまった。」と感想を述べてていたようである。しかし、その後渡辺の方にもミスが出て羽生

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  • ものぐさ将棋観戦ブログ : 里見さんの最近の将棋

    2014年02月14日17:56 カテゴリ 里見さんの最近の将棋 女流名人位戦は里見香奈さんの三連勝防衛で終わった。危なげない防衛である。奨励会では三段に昇段して精神的にも充実しており、また三段リーグ開始までは女流対局に専念できる。とてもいい状態で対局できている様子が感じられた。挑戦者の中村真梨花さんは、その将棋に対する真摯な姿勢にも実力にも定評がある。今回はタイミングが悪かった。 女流名人位戦の第三局で、里見は居飛車穴熊から金銀四枚でガチガチにかためた。かつてはあまりこういう片寄った駒組みを好むタイプではなかった気がする。さらに、良くなってからはちょっと丸山さんをも思わせる辛い指し回しで確実勝ちきった。最近、里見の将棋は明らかに内容が変わってきている。 将棋世界の最新3月号には、里見関連では、女流名人位戦第一局、女流王座戦第四局、三段昇段記事が掲載されている。その中でも最近の里見の将棋

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  • ものぐさ将棋観戦ブログ : 高橋道雄九段の順位戦翌日のブログ記事

    2014年02月15日18:52 カテゴリ 高橋道雄九段の順位戦翌日のブログ記事 順位戦のB級一組。例年は昇級と降級が最後の最後までもつれる大混戦になる事が多いのだが、今年度はラス前で全て決まってしまった。 昇級を決めたのが、広瀬章人と阿久津主税。残念ながら降級が決まってしまったのが、鈴木大介、そしてもう一人が高橋道雄である。 高橋が深夜までの対局翌日にブログを更新していた。投稿時刻は11:16となっているので午前中だ。 「みっち・ザ・わーるど 新時代の潮流の中で」 最初の五行にいきなり胸打たれる。もう何ともいいようがない。 プロ将棋の世界は勝ち負けがハッキリしている残酷な世界である。しかし、われわれファンはなぜか負けた側の姿にもひきつけられずにはいられない。それももしかすると残酷なのかもしれないが、人間のありのままの根源的な姿に―我々一般人にはなかなか触れえない姿に―何かを感じるのだ。そ

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  • ものぐさ将棋観戦ブログ : ひふみん、えりりんとネット将棋対局するの巻

  • ものぐさ将棋観戦ブログ : 朝日杯における羽生善治の大局観

  • ものぐさ将棋観戦ブログ : 竜王戦が終わって

    2013年11月30日19:33 カテゴリ竜王戦渡辺明 竜王戦が終わって 私は最近まとまった文章を書く気力をすっかり失って、もっぱらツイッターでくだららない呟きを撒き散らしているばかりである。ただ、そのおかげで大変魅力的な将棋ファン―大変知的で感受性の鋭い人たち―と知り合うことが出来た。 その中には大変熱心な森内ファンも渡辺ファンもいる。その人たちが今回自分の事のように喜んだり失意に沈んでいるのを見ていると、ちょっと余計な事が言いにくくなる。 もともと、このブログをきわめて孤独にやっていて読者もほとんどいない頃は、結構好き勝手な事を平気で書いていたのである。今では信じられないくらいに。 前置きが長くなった。要するに、おでんをつつきながらIWハーバー飲みつつ、キース・ジャレット・スタンダーズを聴いていたらすっかりいい気分になって、好き勝手なことが書きたくなったというわけである。両対局者に対す

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  • ものぐさ将棋観戦ブログ : 行方尚史痛恨のポカとその人間

    2013年11月19日17:29 カテゴリNHK杯 行方尚史痛恨のポカとその人間 この件については、さすがに気の毒なのでブログに書くという鬼のような事はやめておこうと思っていた。しかし、NHK杯をご覧になった方はお分かりだと思うが、その後の行方尚史の振る舞いが実に人間味に溢れていて魅力的で書きたいという欲望を抑えることができなくなってしまった。 あと、私が今飲んでいるのでその勢いでというのもある。同じお酒飲みという事でお許しいただきたい? それに、行方のポカは確かに滅多に見ないものだったが、こういう事は超一流プロにだってある。一番有名なのは羽生善治の一手詰めウッカリだろう。レベルは違うが、最近の竜王戦第二局でも渡辺明が「顔から火が出そうな見落としをした」ばかりである。プロであってもこういうのはつきものなのである。ただ、それがNHK杯という大変目立つ場所で出てしまったのは行方にとって不幸では

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  • ものぐさ将棋観戦ブログ : 死闘シリーズの末の投了図―王座戦 羽生vs中村

    2013年10月23日16:09 カテゴリ王座戦羽生善治 死闘シリーズの末の投了図―王座戦 羽生vs中村 正直に告白すると、第四局が終った時点でも私はまだ中村太地挑戦者の事を当には評価していなかった。 大変な激闘続きで羽生善治をギリギリまで追いつめたのは事実だ。第三局ではあの羽生をバッサリ斬って捨てて見せた。勿論、私にだってその実力の高さはよく分かった。 しかしながら、特にもつれた将棋では(その将棋の素晴らしさに全くケチをつける気はないし私も心底感動したけれども)、冷静に考えると羽生が珍しい事に終盤でいくつもミスを重ねてしまっていた。あれだけの激闘でパーフェクトを求めるのが無理なのは承知だが、それでも今までの王座戦の羽生はほとんど間違えなかった。それが何度も勝機を逃したり逆転しそこねたりを何度も繰り返していた。それだけ中村の指し手が粘り強くて質が高かったとは言えるが。 この王座戦と平行し

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  • ものぐさ将棋観戦ブログ : 囲碁将棋チャンネル将棋スペシャル 「神武以来の天才」加藤一二三

    2013年08月06日21:54 カテゴリ 囲碁将棋チャンネル将棋スペシャル 「神武以来の天才」加藤一二三 以下、加藤一二三先生語録です。 加藤先生が小学校四年の時に新聞の観戦記を読んでいたら「A八段が一手指したら相手が受ける手がなくなった。」と書いてあった。それに加藤少年はハッとして将棋はよい手を指せば相手が受けられなくなる事があるのだなと開眼したそうである。 羽生や谷川は子供に対して「まず将棋を勝つ楽しみをを覚えなさい」と言うそうだが、加藤先生はそうではなく将棋の面白さは「一手一手の必然性」と言う事にしているそうである。そして自らの将棋でもそれを重視されているとの事。 「これだっ、将棋はこんなに深いものかと思ったのが四年生、かなり冴えていますよね。」(ひふみんスマイル)。 加藤少年、当時アマチュア10級程度。冗談でなく少年でこういう捉え方を出来るのは「天才」だと思う。子供の頃から直観と

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  • ものぐさ将棋観戦ブログ : 「情熱大陸」の里見香奈

  • ものぐさ将棋観戦ブログ : 渡辺明の羽生善治観―SWITCHインタビュー達人達 福永祐一×渡辺明より

    2013年07月28日13:40 カテゴリ渡辺明羽生善治 渡辺明の羽生善治観―SWITCHインタビュー達人達 福永祐一×渡辺明より 昨晩にNHKのEテレで放映された競馬騎手の福永祐一さんと渡辺明の対談番組。 渡辺明が、ちょっと腰をひけながら馬にニンジンをべさせる姿、競馬の騎手姿に着替えて馬の模型を乗りこなして颯爽と...というわけにはいかなくて、福永さんに「かっこよくならないなぁ」と言われてしまう姿、盤の前でチョコケーキをほうばってやはり福永さんに「シュールな光景だ。」と言われてしまう姿。 渡辺の(失礼ながら)、「かわいらしさ」が端々に滲み出る番組でもあった。 福永さんは、競馬騎手というよりは、何となくストイックな格闘家のような雰囲気のある人で、二人の対談自体もとても興味深かった。二人とも大変な実力者であるにもかかわらず、羽生善治と武豊というスーパースターと戦う宿命を背負っている点でも立

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  • ものぐさ将棋観戦ブログ : NHK「羽生善治・吉増剛造 盤上の海、詩の宇宙」再放送雑感

    2013年05月15日01:45 カテゴリ羽生善治 NHK羽生善治・吉増剛造 盤上の海、詩の宇宙」再放送雑感 初めて放送をご覧になった方はお分かりだと思うが、この対談は内容自体がかなり深くて難しい。なので、いきなりこんなものを観せられてしまっては、ただ内容を追うだけに必死だった。「向うからやって来た見知らぬ男が、いきなり僕を叩きのめしたのである。」(小林秀雄「ランボオ」) その後、私はこの対談が書籍化されたものを何度か読んだ。一応、対談内容は理解したつもりだったのだけれども、今回二人が語り合う映像をただ見つめていると、自分がでは何も理解していなかった事に気づいた。吉増がの後書きで述べていたように、「言葉によらない思考」を二人はしていたのである。 だから、私も頭で理解する事はハナから完全に放棄して、ただひたすら映像だけを眺めていた。ある方がツイッターで呟いていたが、これは音楽である。映

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  • ものぐさ将棋観戦ブログ : 「羽生善治・吉増剛造 盤上の海、詩の宇宙」の再放送が決定

    2013年05月09日18:40 カテゴリ羽生善治羽生善治・吉増剛造 盤上の海、詩の宇宙」の再放送が決定 三ヶ月前ほどに、NHKのEテレへ番組のリクエストを募る記事を書きましたが、再放送が決定致しました。今週末の深夜の放送です。 5月12日(日)午前0時〜(11日土曜の深夜) (Eテレセレクション・お願い!編集長」の枠での放映です。) 再放送決定!「未来潮流「羽生善治・吉増剛造 盤上の海 詩の宇宙」 結局752Eね!のリクエスト投票と、67件のコメントという多数の要望が集まりました。 告知に協力していただいた、「玲瓏」様、「羽生無双流羽生善治応援ページ」様、ツイッター等で拡散に協力していただいた皆様ありがとうございました。 そして、再放送を実現していただいたNHK・Eテレのオク編集長様にもこの場を借りて感謝申し上げます。 吉増剛造さんは、年度に 旭日小綬章を受章されています。 素晴

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  • ものぐさ将棋観戦ブログ : 第二回電王戦 NHK「情報まるごと」の三浦弘行

    2013年04月25日18:06 カテゴリコンピューター将棋 第二回電王戦 NHK「情報まるごと」の三浦弘行 電王戦について語りたい事は山ほどある。同時に、書きにくいことも同じくらい多い。そして既に多くのことが語られすぎている。 第五局を受けて、NHKの昼間の情報番組「情報まるごと」で三浦弘行のインタビューがあり、大変興味深かった。 既報の通り第五局はGPSの圧勝だった。あの将棋は、三浦がGPSの攻めを引っ張り込みに行き、攻めがつながる受けきるかという勝負になった。だから投了図が一方的だとしても、結果としては「仕方ない」という言い方も出来る。しかし、あのGPSの指し方には「たまたま攻めがつながってしまった」では決して済まされない凄みがあった。 三浦の具体的な発言をきいてみよう。 「序盤で有利な態勢を築いておいて、中終盤でコンピューターの計算能力が及ばない、もう追いつかない、そういった局面に

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