Netscapeのサポートがこの2月に終了するというニュースが昨年末に流れた。それを記念(?)して、「さよならNetscape」というイベントが先日開催された。 一時代を築いたブラウザが世を去るというのは感慨深い。 当日、所用があったので参加できないかと思ったが、帰宅途中渋谷で乗換だったので、ふと気が変って、そのままずんずんイベント会場へ行く自分がいた。 なぜ、そこに引き寄せられたのだろう。気がつくとイベント会場にいた。 会場にはお久しぶりの人達がいっぱいいて、神田さんが誰かが作ったブラウザの年表を見ながら90年代のインターネットの事を語っていた。 ビールを飲みながら皆さんのお話を聞く。NetscapeがAOLに買収されて10年後にサポートを終了する。まあ人はいろいろ失敗の理由を言うが、後づけの理屈のような気がする。 次のビールを飲んでいたらマイクがまわってきた。酔いも手伝って、「モジラの
2007/08/01 テックスタイルグループのオープンタイプは8月1日、ソースコードやプログラミング情報をユーザー間で共有できるWebサイト「code*」(コードなにがし)を8月2日に開設すると発表した。オープンソースコミュニティなどに利用を呼びかけたり、テックスタイルグループが持つ技術情報1万件を投稿し、Webサイトを育てる。 テックスタイルグループ代表の吉田斉氏は、ソースコードや技術情報の技術者間の共有がないため、「ネットのサービスはほとんどが1からの手作りになっている」と指摘。「Google先生に聞く、またはメーリングリストで質問して『ググれ』と怒られる」状況になっていると説明した。情報共有がないため、開発に時間やコストが多大にかかり、独自性を生み出すその先の開発にリソースを割けない状況になっているという。 code*が目指すのは「ソースコードのWikipedia」。コンテンツは技術
スーパーマリオ似の N 氏の話は私にとっていつも刺激的で、 彼はある時こんな話をしたのだった。 料理、音楽、絵画など、 数多くの芸術分野において日本は世界で通用する人物を排出している。 しかしソフトウェアの世界でこれまでそのような人物が出てきにくかったのはなぜか。 それはソフトウェアでは、味見ができないからである。 よい店を訪ねて美味に舌を打つ。 これらはいずれも味見である。 そして日本人は、味見ができるものに対して能力を発揮するのが得意である。 今や時代はオープンソース。 ソフトウェアの味見ができる時代である。 だからこれから先の日本のソフトウェア開発を、 私は楽しみにしているのだと彼は言う。
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