同日開催された「楽天テクノロジーカンファレンス」での発表中に、リアルタイムでgithubにアップロードされた。 ROMAは、Rubyで実装された分散キー・バリュー型データストアで、2007年にRuby開発者のまつもとゆきひろ氏が楽天技術研究所フェローに就任して以来、Rubyによる大規模システムの実現例として開発されてきた。 特徴としては、データを複数のノードに分散して格納でき、ノードを増減させることで動的なスケールアウトを可能にしており、障害耐性が高い。また、利用者のメリットとしては、memcached互換のデータ型を提供するほか、getやset以外のコマンドやストレージ定義を独自にプラグインとして追加可能。プラグインはRuby言語で自由に記述できるため、拡張性が高い。 楽天では現在、「楽天市場」と「楽天トラベル」のユーザー閲覧履歴をROMAに保存しており、1日に1億件のデータが書き込まれ
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