今年の漢字「暑」を書く清水寺の森清範貫主=10日午後、京都市東山区、高橋一徳撮影 2010年を表す漢字は「暑」。日本漢字能力検定協会(京都市下京区)が全国から公募した「今年の漢字」が10日、清水寺(同市東山区)で発表され、同寺の森清範(もり・せいはん)貫主(かんす)が巨大な和紙に書き上げた。 16回目となる今年の応募は過去最多の28万5406通。記録的な猛暑や、チリ鉱山の落盤事故で作業員が「暑い」地下から生還、小惑星探査機「はやぶさ」が地球への突入温度に耐えて帰還などを理由に、14537通(約5%)が「暑」を選んだ。