個人情報保護の分野で、センシティブ情報と言えば、特に取り扱いに配慮が必要な個人情報のことを指します。別名で「機微な情報」ともいいます。 プライバシーマークの認証基準となっている「JIS Q 15001」では、 1)思想・信条・宗教に関する情報 2)人種・民族・出生地・本籍地。身体障害・精神障害・犯罪歴・社会的差別の原因となる情報 3)労働運動への参加状況 4)政治活動への参加状況 5)保健医療や性生活 などをセンシティブ情報とし、特段の必要がない限り取得しないこととしています。 個人情報保護法には、センシティブ情報に関する規定はありません。事業者の自主性に任されているといえます。 (「これだけ!個人情報保護士試験《完全対策》より転載)